「映画ドラえもん のび太の月面探査記」を観て感心したこと

子どもと一緒に「映画ドラえもん のび太の月面探査記」を観ました。
単純に面白かったです。
普通に、大人が観ても充分に楽しめる出来になっていると思います。

個人的には、大きく感心した点が一つありました。
ドラえもんの映画と言えば、ものすごい高確率でしずかちゃんが囚われの身になって、他のメンバーがそれを助けるという構図になるのですが、詳しいことは言えませんが、今回の映画ではその点が逆転しているんですよね。
ある意味、これまで一つのジェンダーバイアスの悪癖であったのですが、時代に合わせてその点を配慮するべく、違う視点をしっかりと入れ込んでいる点はさすがですね。

それにしても、今回の脚本は、何と直木賞作家の辻村深月さんなんですよね。
女性作家ならではの繊細さと、ミステリー作家ならではの上手い筋書きを堪能することが出来ました。
道具の使い方もうまくて、この人、ドラえもんが本当に好きな人なんだな、というのを感じました。

去年の川村元気さん(「君の名は」のプロデュースで有名ですね)といい、脚本に実力者を招いて、力を入れているという姿勢がハッキリとわかります。
来年は、恐竜を題材にした話のようですが、今から楽しみですね。

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