フィンランド 世界一の教育の秘密

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65548https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65548https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65548

2000年代にPISA(15歳児童の学習到達度国際比較)のランキングでトップクラスになったフィンランドが、どんな教育をしているのかを説明している記事なのですが、とても面白かったです。
あくまで学力を上げることではなく、一人一人が自分らしく生きることを手助けすることが教育なんですね。
とても納得です。
やれスキルだなんだと、すぐに騒ぎ立てる日本とはだいぶ違います。

結局創造力と言うのは自分の中からしか生まれてこないもので、それをどう育むのかが確かに一番大事だと思うんですよね。
日本の場合、その辺が協調性だなんだという話になってしまい、結局言うことを素直に聞くいい子を大量生産しようとする。そういうやり方だから、それに反発したり、ドロップアウトをしたりすると、たちまち社会の敵になってしまい、つらい人生になってしまう。いい子を演じている子どもだって、何が自分にとって幸せなのかがわからず、結局本当の自分らしさも幸せも掴めないまま人生を無駄に過ごしてしまうんですよね。

協調性は大事ですが、自分でものを考え、行動することも大事なのです。そのために、大人に意見を言ったっていいんです。

フィンランドが教育を無償化し、猥雑な制度をほとんどなくして教育制度を出来る限りシンプルにしていることにも共感出来ます。
とかく、日本は無駄なものが多いです。教育に関しては、それが本当に子どものためになっているのか甚だ疑問で、制度や悪習が子どもだけでなく、親や教育者の意識もをがんじがらめにして、身動きが取れなくなっているようにも思えます。

結局、誰かの既得権を守るために、多くの制度があるようにしか見えないんですよね。

本当に、社会そのものを子どもが自分らしく生きられるようなものに変えてほしいです。
そうすれば、子どもはちゃんと自分で自分を形作るためにちゃんと勉強だってするわけですからね。
フィンランドがこうして証明しているようにね。