近畿大学の佐藤君の人気がすごいですね。
最大８球団とか。
さすがにブラフもあると思うので、最終的には減ると思いますが、果たして何球団が指名し、どこか交渉権を獲得するのか楽しみですね。
さて、先日個人的な楽しみで１２球団の１位を勝手に予想させていただきましたが、今日は個別の球団に絞ってもう少し詳しく考えてみたいと思います。
個別と言っても、わたしがものすごく分かるのは西武ライオンズだけです。
パリーグの他の球団もなんとなくはわかりますが、全部書くのは時間と体力がないので絞らせていただきます。
それで、西武ライオンズですが、報道等では近畿大学のスラッガー、佐藤輝明が１位最有力となっています。
まあ、それなりに関係者から話も聞いているので有力候補になっていることは間違いないでしょう。
ただわたしはやはり早稲田大学の左の先発投手である早川隆久も直前までの情報戦によってはありうると考えています。
実際におととしのオフに菊池雄星がメジャーに去った一方でドラフト上位で斉藤大将や浜屋将太の左腕を獲得していますがいまいち戦力になっていません。
右の若手投手はいるんですがね。
やたらとスカウトが左ピッチャーの視察をしている点からも、先発左腕が補強ポイントであることは間違いないでしょう。
そう言う意味では早稲田の早川は打ってつけです。
ただ山賊打線に陰りが見え、中村剛也がキャリアの終盤に差し掛かっている今、競合覚悟でも即戦力のホームランバッターが欲しいことも間違いないでしょう。
なので、一応２パターン考えてみると、まず１位で佐藤の交渉権を獲得できた場合は、間違いなく２位で先発左腕を確保しに行くでしょう。
もちろん早川はもういないので、その場合は即戦力ならＮＴＴ東日本の佐々木健、筑波大の加藤三範。高校生なら静岡商の高田琢登、横浜高の松本隆之介あたりの中から残っている人でベストの人材を選ぶことになるでしょう。
一方でもしも早稲田の早川を指名して交渉権を獲得できた場合は、逆に大砲候補を２位で狙うことになります。
ただ即戦力の大砲なんていません。だからこそ、近畿大の佐藤が大人気となるわけなんですが。
とにかくその場合は、高校生でいずれ大砲になるであろう選手を選ぶことになります。
ホームランの通算本数や名前から選ぶと、履正社の小深田大地、花咲徳栄の井上朋也といった名前が上がります。
とくに花咲徳栄の井上は地元埼玉の高校出身ですし、外野だけでなくサードも出来るので打ってつけかもしれません。
ただ個人的にはこの選手はとてもいい選手ですが、ホームランバッターというよりは中距離ヒッターという感じなんですよね。
欲しいのは大砲なんです。
そこで個人的に推したいのは中京学院大中京の元謙太です。動画で観ましたが、この選手、まずは体がデカい。線はまだまだ細いのですが、ホームランの打球を見ても、コツンとこすった感じでもスタンドまで行くパワーがあるので、遠くに飛ばす力を持っている選手だと思います。
高校では投手と野手の二刀流で、身体能力は抜群です。なので、うまく育てばもしかしたらダイヤモンドの原石かもしれません。
スター性とロマンを感じる選手です。
メディアではそこまで注目されていませんが、もしかしたら西武と限らなくても外れ１位で獲る球団もあるかもしれませんね。
結論としては、
１位佐藤の場合は２位で左ピッチャー
１位早川の場合は２位で大砲候補
個人的には、
１位早川２位元が理想ですね。
あと可能性が高いのは、佐藤で行くにしても早川で行くにしてもクジを外した場合です。その場合は、とにかく外れでまずは残っている即戦力投手に向かうでしょう。栗林なのか伊藤なのか。そもそも彼らが残っているのかわかりませんが、まずはそこに行きます。
それでも外した場合は、投手野手関係なく、残った中でいいと思う選手を獲っていくしかないですね。
個人的には下位で獲る大砲候補としては、桐蔭横浜大の渡部健人も面白いと思います。体型が中村剛也に似ていて、体格のわりに技術で遠くに飛ばすという点も似ているので、西武ならうまく育てられるかもしれません。
あと全然関係ない話ですが、北野高校（手塚治虫や維新の橋下徹を輩出している超進学校）の長曽我部健太郎投手がプロに指名されるかどうかも気になっています。
四国の戦国武将である長曽我部家の末裔なのでは？と思われる名前も気になりますが、これほどの進学校でプロの道に進もうとしているというのが面白いですね。
こういう人がどうなるのか注目することもドラフト会議の醍醐味ですね。