学童の先生の社会的地位の向上と待遇改善を!

「学童の先生」勤続10年で手取り20万円の不思議「学童なんて入れてんじゃねえよ」と罵倒された

そう、学童保育の先生。
保育士や介護士の給料が低すぎるというのが社会問題となり、政府もどうにかそれらの給料水準を上げようとしていますが、学童保育の先生の労働環境も改善してほしいですね。

わたしには今、二年生と三年生の娘がいるのですが、二人とも学童保育に通っています。
二人ともいつもより早く迎えに行くと、来るのが早過ぎると怒るくらいなので、学童での生活は楽しんでいるようです。
もちろん友達とのいざこざがあったりして、どんよりした感じて帰って来ることもありますが、学童の先生も色々と工夫して遊んでくれているらしく、おおむね毎日充実した学童ライフを過ごしているようです。

ただこの記事にもあるように、気になるのはやはり先生の入れ替わりが早いこと。
傍から見ていても、仕事の量が多く、しかも子どもを預かるという責任も持たされているというのに、さすがに給料が低すぎますよね。
頑張って正規雇用になって、キャリアを積んでも、企業の一年生と同じくらいですからね。

人手不足が社会問題化し、女性の社会進出を推進させるのなら、当然学童保育の重要性にももっと注目し、そこで働く人たちの待遇は改善させていくべきだと思います。
ていうか、保育士の給料を上げるというのなら、学童保育の先生の給料も上げないと片手落ちですよ。
1、2年生の子に何時間も一人で留守番をさせるなんて難しいんですから。

まだまだそのへんのことが社会的に認知されているないんですよね。
特にすでに子育てを終えている世代の認識不足は酷いです。
そもそも専業主婦が当たり前だった時代はとっくに終わっているんですからね。
記事に出て来る「学童なんて入れてんじゃねえよ」と罵倒してくるような人には本当に腹が立ちます(大抵は、実際にあまり子育てに関わらなかったおじさんなんでしょうけど)。

学童は自治体によって運営の仕方がかなり違うんですが、もうちょっとこの問題について、光を当ててほしいですね。
学童の先生は、今やホントに社会を支えている大切な人材ですよ。
学童の先生から色々な教育をされることも多いですからね。

その重要さに比べて、ちょっと社会的な地位が低く見られていることに個人的には不満を感じます。