実はそれほど勤勉じゃない日本人

https://dot.asahi.com/dot/2019040500080.html?page=1

これは面白い記事ですね。
確かに日本人であるわたしたちは、短期間で経済成長を成し遂げたという実績もあり、自分たちを勝手に勤勉だと思い込んでいるフシがありましたが、実際に調べてみるとそうでもないということがよくわかる記事でした。
まあ、でも冷静になって周りを見渡せば、勤勉な人もいることにはいますが、多くの人は確かにそうでもなかったりしますよね。
意外と平均的にまんべんなくそれなりに働く人が分布しているというよりは、すごく働く人とそうでもない人が極端に分かれているような気がします。

これからどうやって働き方改革をしていくべきかという議論の中では、明らかにこのあまり仕事をしない人たちにいかに働いてもらうか、というところに焦点を当てるというのが現実的でしょうね。明らかにここにこそ、余剰戦力が眠っているわけですから。
ただこのやる気のない人たちをいかにやる気にさせるのかというのが問題です。
どうも日本の会社には、既得権にしがみついて楽が出来るというポジションが多すぎるんですよね。この辺が終身雇用制の悪い部分ですよね、ホント。

大手企業では、社員に勉強させることに時間もお金も割いてくれますが、そういうものがない中小企業以下では、どうしても本人の強い意志なくてはそもそも勉強なんてしません。
学んだことが活かせる場や、それを評価してくれる人がいるのなら、ちょっとは違うのかもしれませんが、人手不足の現状はちょっと厳しいですね。

儲ける事だけでなく、学ぶことや育てることに対して、会社も社会も目を向けて正当な評価を与えてくれるようになるといいのですが。