プロ野球のペナントレースが佳境になってきましたね。
わたしの応援するライオンズもここにきて、ホークスと一騎打ちの様相を呈してきたので面白いです。
そして、改めて思っているのですが、同じようにホークスと争っていても、去年とは何となく気持ちが違うなということ。
その理由は、実はハッキリとしているんですね。速報の中にあったYAHOOコメントが今年から廃止されているんです。
速報にタイムラグがある分、コメント欄にはラグがなく、その都度、何が起こっているのかをみんながみんなレポートしてくれます。
なので、テレビが見れない環境にいるときは、すごく便利なものだったんですね。
ただ便利である反面、コメント欄は基本的に荒れていることが多いというのが問題でした。
相手チームやそのファンへのお互いの誹謗中傷が酷いんですね。
まあ、まるで今の日韓関係みたいな感じなのですが、そういう潜在的に隠れているチームナショナリズム的なものが、YAHOOのコメント欄を通じて助長され、スポーツであるはずなのに、何かおかしな感覚に陥らせていってしまうんですね。
YAHOOがコメント欄をシーズン当初から廃止したのは英断でした。
実際に、コメント欄があった方が、YAHOOとしては経済的に潤うのでしょうけど、それよりも倫理観をとったんですね。
YAHOOはこのへん、実はしっかりしているんですよね。
ていうか、YAHOOが例えば政治情報などを平等に扱わなくなったら、それこそちょっと怖い世界です。。。
今、メディアが嫌韓を煽り過ぎだと非難され始めてます。
確かに正確な情報を伝えることは大事なのですが、相手がやっているからといって必要以上に煽る必要はありません。
メディアの役割は、あくまで冷静に情報を伝える事であり、それに触れた人がしっかりと自分の頭で理解し、考えられるようにするこですからね。
そういう意味で、とても瑣末な話ではありますが、ファン同士の不要な軋轢を起こさないように、コメント欄を廃止したYAHOOは、いい仕事をしていると思います。