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弦巻 星之介

「図説 科学史入門」 著 橋本毅彦

「図説 科学史入門」 著 橋本毅彦 科学の発達を当時使われた絵画や図像などを用いて歴史的に見ていくという本です。 文系の人で、理系のことを教養として広く学びたい人にとってはこれほどありがたい本はないですね。 難しい話もそれにアプローチした様々な人のナラティブによって語られるので、歴史的に何がどうわかっていったのかがわかりやすくてついつい引き込まれてしまいます。 一部の宗教や民族主義などに偏ることも […]

なぜ女子ソフトボールは、見ていて気持ちがいいまでに感動が出来るのか。

いやあ、ソフトボール金メダル本当に感動しました。 実は、わたし、オリンピックにおいてソフトボール見るの大好きなんですよね。 思い返せば、上野さんが若手の頃からずっと追いかけていました気がします。 何でしょう。 女子ソフトボールって、物語感がすごいんですよね。 最初に印象に残っているのが、やはり元監督の宇津木妙子さん。現役時代は知りませんが、厳しいながらも愛情のある指導で、女子ソフトを世界で闘えるま […]

切り取ることの罪深さ 小山田圭吾氏と小林賢太郎氏の問題を再考する

東京オリンピックついに始まりましたね。 すったもんだがありましたが、開会式は、その切り口に新しさはそれほど感じなかったものの、多様性を前面に押し出しているという点ではよかったと思いますし、コロナ禍は続いてはいるものの、ゼロリスクではなく、ローリスクをいかに受け入れていくかを考えるというキッカケになればと思います。 さて、そんなオリンピックも直前になって、小山田圭吾氏の虐め問題と小林賢太郎氏のホロコ […]

非正規労働を増やしたのなら、セットで最低賃金を引き上げる。これ、世界の常識で、日本の非常識なんですね。

非正規雇用が「日本の生産性」低迷させる根本理由「最低賃金の引き上げ」なくして経済の復活なし 最低賃金が引き上げられることになりましたが、まだまだ雀の涙程度ですね。日本の労働生産性を考えたとき、この最低賃金について、どう考えるのかという話になりますが、ここについて、アナリストのデービット・アトキンソンさんが的を射たことを言っています。 簡単に言えば、最低賃金を社会政策として考えるのではなく、経済政策 […]

小山田圭吾氏辞任で新たに見える東京オリンピックの意義

いやあ、それにしてもこれだけ問題が続出するイベントも珍しいですね。 多角的な視点で人選をせずに、密室で力のある人たちだけで、利害と交友関係の中から選ぶからこういうことになるんですね。 それにしても、オリンピック。コロナが始まる前から、スタジアムの費用のすったもんだやロゴの盗用疑惑など出てたし、コロナで延期になったあとも、森善朗氏の失言や、開会式演出家の女性芸人侮蔑発言による辞任、そして最後の最後で […]

コロナが重症化する意外な基礎疾患

新型コロナウイルスが蔓延してから早くも一年半が過ぎようとしています。 その間世界中で多くの人が亡くなり、また亡くなるまではいかなくともかなりの数の人が重症化して苦しんでいます。 そんな中で、ある程度の経験の中で、コロナのことがだんだんと分かってきており、コロナを重症化させる基礎疾患も分かってきました。 一般的には、糖尿病、脂質異常症、喘息などの呼吸器疾患といったところが今いわれている病名ですね。 […]

ルポ川崎 著 磯部涼

ルポ川崎  著 磯部涼 大都市である東京と横浜の間にある川崎の実態についてルポタージュされた本です。 一口に川崎といっても北部と南部ではその様相はかなり異なっており、特に南部の川崎駅周辺から大師線に沿った工業地帯である川崎区には独特な雰囲気があります。 それはひと言でいえば他者にとっての「怖い」イメージなのですが、このルポを読んでいると、確かに未だにヤクザが蔓延り、また貧民窟でもある川崎区には、犯 […]

緊急事態宣言で五輪チケットが夢散、政治家の選挙のために政策が決められていくことに絶望を感じる。

またまたまた緊急事態宣言が出て、ついにオリンピックの首都圏無観客が決まってしまいましたね。 わたしも家族全員分の女子サッカーとわたし個人分の野球の決勝のチケットを持っていたのですが、泡を消えてしまいました。 まあ、感染拡大している分しょうがないとは思うんですけれども、それにしても、政府がやることなすことすべて裏目に出て、そして結局後手後手になっているのはどうなんでしょうかね。 コロナ禍の中で、今、 […]

西武・松坂投手引退に思うこと

松坂投手。復活を期待していましたが、ついに引退してしまいましたね。 一つの時代に区切りがついた、平成という時代が完全に終わってしまったという感じですね。 わたしは松坂投手が西武時代に何度も生でその試合を観戦しています。 最初はルーキーイヤーの夏でした。 緊張感のある中で、ダイエーホークス戦で見事なピッチングを見せていました。 つい、数カ月前まで高校生だった子が、首位争いの中でこんなパフォーマンスを […]

鉛筆画:ブルマと孫悟空

昭和の名作「ドラゴンボール」からブルマと孫悟空です。 初期の画で、コミックスの表紙にもアニメのエンディングにも出ているイラストなので、見たことがある人は多いと思います。 いまだに、根強い人気を誇るドラゴンボールですが、わたしもジャンプの初連載のときから毎週見てました。 結局、一応最後まで読みましたけれど、個人的には、サイヤ人とか出て来るときよりも、初期のボールを集めていたときの方が話としては面白か […]