マイケル・J・フォックス引退ニュースに、ちょっとノスタルジックになる
マイケル・J・フォックスさん、俳優引退を告白。記憶力低下で「私の全盛期は過ぎ去った」 マイケル・J・フォックスが完全に俳優を辞めて、執筆業に専念するんですね。 最初に映画が好きになったキッカケが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」であるわたしにとっては、寂しい限りです。 中学生当時、背が少し低いことがコンプレックスだったわたしにとって、背が低いマイケル・J・フォックスがハリウッドスターであることにか […]
マイケル・J・フォックスさん、俳優引退を告白。記憶力低下で「私の全盛期は過ぎ去った」 マイケル・J・フォックスが完全に俳優を辞めて、執筆業に専念するんですね。 最初に映画が好きになったキッカケが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」であるわたしにとっては、寂しい限りです。 中学生当時、背が少し低いことがコンプレックスだったわたしにとって、背が低いマイケル・J・フォックスがハリウッドスターであることにか […]
いやあ、「鬼滅の刃」すごいですね。 日本中でブームになっているばかりか、映画はあの「千と千尋の神隠し」が持つ日本歴代興行収入1位にも迫る勢いです。 でも、ふと思ったのですが、日本歴代興行収入1位が「千と千尋の神隠し」って聞いて意外に思った人も多いんじゃないでしょうか。 もちろん映画に詳しい人や、公開時に「千と千尋の神隠し」を観たという30歳以上くらいの人は当時のことを覚えているかもしれませんが、映 […]
「宇宙へ」 著 メアリ・ロビネット・コワル 冒頭を読んでこういう感じで物語が進んでいくんだろうな、という予想と、実際に進んだ物語の内容が全然違っていたのでかなり驚きました。 小惑星がワシントンD.C.に落下するところから始まるんですけれど、完全にパニック小説の一種で、人が住めなくなるであろう地球からいかに人々が脱出するのかというスケールの大きな話だと思ったんですね。ですが、読んでいてびっくりしま […]
娘が二人生まれてから、娘の付き合いでそれまでまったく観ていなかった「プリキュア」をしばしば観るようになりました。 テレビで現在進行中で放映されているものだけじゃなく、過去のシリーズもDVDをレンタルして観たりしています。 最初は「ちょっと辛いかも」と思いながらも、観ているうちにプリキュアはシリーズにもよりますが、概ねテーマがしっかりとしており、多様性をキチンと描いている上にストーリーもそれなりに作 […]
ランバ・ラルといえば、アニメ「機動戦士ガンダム」に出て来る敵役ですね。アムロのライバルであるシャアと違って、ビジュアル的にはおじさんであり、おおよそ子どもが好むタイプではありません。 でもファーストガンダムを子どもの頃に観ていた人たちの多くは結構このおじさんのことが好きとは言わないまでも気になっていたんじゃないでしょうか? そして大人になって社会に出ると、多くの男性の中には、「ランバ・ラルみたいな […]
ジブリと言えば、日本人ならほぼ誰もが何らかの作品を観ているスタジオジブリの作品ですね。 しかもたいていの場合、みんなジブリが好きです。好きじゃなくても、何となく心を持っていかれた経験が多いと思います。 それにしても、何で人はこんなにもジブリに惹かれるんでしょうかね? 子どもが二人生まれてから、改めてジブリ映画の数々を何度も何度も観直していったのですが、そのうちに宮﨑駿監督の作品(特に初期の作品)に […]
「わかりやすさの罪」 著 武田砂鉄 その通りです。概ねこの著者の言っていることに同意が出来るなと思いました。確かに世の中何でもかんでもわかりやすくわかりやすくしすぎです。 いや、個人的にはわかりやすくすること自体は悪いことではないと思うのですが、何でもかんでもわかりやすくすることがあたかも正しいように扱われるのはちょっと違うと思います。 映画や小説を見ても、みんなわかりやすいカタルシスばかりを求 […]
「アフリカ出身 サコ学長、日本を語る」 著 ウスビ・サコ 以前からネットなどの記事で見かけ、コロナ禍における日本に対する意見を読んで一目置いている人でした。 アフリカ、マリ出身でありながら、京都精華大学の学長をやっている、日本社会おいてものすごく稀有な人ですね。 他人こそ自分のことをよく知っているという格言がありますが、これは国のこともあてはまります。 日本に住む外国出身の人だからこそ、日本社会に […]
「うしろめたさの人類学」 著 松村圭一郎 とても考えさせられる本でした。世界を良くするために具体的に何をすればを教えてくれるわけではないのですが、どう考えればいいのかを教えてくれます。 著者はエチオピアを研究する人類学の先生です。構築人類学というものを提唱しているのですが、いまここにある現象が誰かによって構築されたものであるのなら、それを構築し直すことで世の中がよくなるんじゃないかという考え方で […]
「君の名は。」 2016/日本 とてもグイグイと見せてくれる映画でした。アイデア勝ちの映画ですね。 男の子と女の子の心が入れ替わるというのは良くある話です。この映画はそれに加えてまず男の子と女の子の間に物理的な距離と時間軸のズレを咥えることによって、話をより切ないストーリに紡ぎあげています。 それにしても男と女のズレ、心だけじゃなく、そこに距離や時間を加えて表現するのは新海誠監督の真骨頂ですね。 […]