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社会問題

最低賃金の引き上げをしなければ、格差はより広がり、日本人がより貧しくなっていくという事実

日本人は最低賃金を抑え込む事の弊害を知らない労働者を買い叩き続ける限りデフレは終わらない 最低賃金について詳しく書かれた記事ですけれど、これは本当にこの記事の言う通りだともいます。 コロナ禍に置いて、いやコロナ禍だからこそ、欧米のほとんどの国は、最低賃金を大幅に上げました。 それは、確かに飲食業などの雇用を考えると、死活問題ですが、もっと大きな経済的な視点でみれば、被雇用者の賃金が上がらない限りは […]

「45歳定年」主張でわかる経営者が根強く抱く自己責任論

サントリー社長の「45歳定年発言」が炎上 会社員が“準備”しなければいけないこと サントリーの新波社長が「45歳定年」主張で炎上しましたね。 その後、火消しの釈明をしましたが、発言を撤回しているわけでもなく、いまだに物議を醸し出しています。 経営する立場の人たちからすれば、新波さんの主張は大いに賛成出来るものでしょう。 それは現状多くの日本の大企業では、バブル期以上の中高年の給与が高すぎて、ここを […]

自民党総裁選。新自由主義からの方向転換を主張する岸田さんにぜひやってほしいこと。

自民党の総裁選は、岸田、高市、河野の三氏が立候補しましたね。 個人的に注目しているのは、岸田さんがこれまでの新自由主義の転換をハッキリ口にしている点です。 安倍第二次政権の発足以来、アベノミクスといわれた経済政策は確かに株価を押し上げ、コロナ以前まえは表面上の経済が良くなったような気がしました。 ただアベノミクスが何年にも渡って継続された結果、明らかになったのは結局経済的に潤ったのは、大企業と投資 […]

自民党総裁選。多くの国民の誰を支持するかの争点が「中国・韓国に強硬な態度を示せること」になっていることに違和感を覚える

河野さんの出馬によって、自民党の総裁選でどこもかしこも話題が持ちきりですね。 まあ、それもそのはずでここで選ばれた人が総理大臣になり、そのままこれからの日本を形作っていくわけですからね。 それにしてもヤフーのコメント欄などを読んでいて違和感を覚えるのは、多くの人(特に思想が右寄りな人)の総裁選で誰を支持するかのポイントがどれだけ中国・韓国に対して強気の姿勢を貫けるのかというところ。 まあ、肥大化す […]

幸せになるために最も必要なもの

思春期の子にせこい損得勘定を刷り込む親の盲点いま話題の「非認知能力」よりもっと大事なこと ああ、何かこれはわかる話です。 ようするに、これまではいわゆるIQテストで測れるような知能の高さを示す認知能力がその人間の経済的な成功や幸福感をもたらすと考えられてきたのが、実はその相関関係があまりないことがわかってきた。それに代わって「根性」「意欲」「社会性」「勤勉」などいわゆる非認知能力と呼ばれるものの方 […]

総裁選出馬の岸田氏の公約は国民目線でなかなかいいと思う。

自民総裁選出馬の岸田氏がコロナ対策、「健康危機管理庁」設立も これは極めて正しい対策の仕方だと思います。 医療資源を一元的に管理することで、いかに有効に使えるかが大事ですからね。 総裁選に向けて岸田さんの動きが活発になってきていますが、一部に権力集中することの党内改革や格差社会の是正、それに今回のコロナ対策と、岸田さんの公約は基本的に間違っていないと思います。 個人的には、今立候補している人の中で […]

香港、ミャンマー、アフガニスタン…自由が失われた国にわたしたちが出来る大事なこと

アフガニスタンの話を聞くと胸が痛くなりますね。 特に現地の女性はその人権をタリバンが認めるようには思えないので、今後のことを考えるだけで非常に辛いと思います。 それにしても、香港、ミャンマー、タリバンとここのところ軍事力によって民主主義が壊されるのを目の当たりにすることが多いですね。 わたしたち大抵の日本人は、いろいろな話をテレビやネットで知っても何も出来ることがなく歯痒く思っていると思います。 […]

日本企業が世界で負け始めた理由

日本企業本社で相次ぐ「お前は中国に染まったのか!」の声欧米企業に奪われる中国市場、その要因は管理部門の非国際化 ああ、これは何かわかる気がしますね。 ようするにアメリカでは、世論の中国への強硬論に推されて、バイデン政権も中間選挙を見据えてそれに沿った政策を打ち出さざるを得ない状況にある一方で、アメリカ企業はしたたかに変わりゆく法制の中でどうやって中国で商売するのかを考え、実際に行動しているという話 […]

日本よりも感染者が多いのに、欧米ではなぜ医療崩壊が起きないのか?その理由に納得。

「一日の感染者5万人」でも英国が「医療崩壊の心配ゼロ」の理由病院の9割が国営、データサイエンス用い医療資源を効率的に配分 欧米では感染者がはるかに多いにもかかわらず、医療崩壊が起きないのに対し、なぜ日本ではすぐに医療崩壊になってしまうのか、この記事を読んでよくわかりました。 記事では、イギリスの話をしているんですけれども、ようするに持てる医療資源を最大限に広げて、その上でそれを効率的に運用している […]

ロックダウンよりも、緊急時に医療資源を柔軟に使うことが出来る法整備を

「ロックダウン」法整備求める声も 政府分科会 外出自粛要請だけでは人出減らず 分科会が提案していますが、これは絶対にダメですよ。 医者として何とか感染拡大を止めたいという気持ちはわかりますが、これで憲法を変えて人流を抑制できるような力を政府がもってしまえば、政府は形の上で、国民を力ずくでコントロールしてしまう力を持つことになってしまいます。 それは、引き換えとしてあまりに代償が大きすぎます。 法律 […]