小山田圭吾氏辞任で新たに見える東京オリンピックの意義

いやあ、それにしてもこれだけ問題が続出するイベントも珍しいですね。 多角的な視点で人選をせずに、密室で力のある人たちだけで、利害と交友関係の中から選ぶからこういうことになるんですね。 それにしても、オリンピック。コロナが始まる前から、スタジアムの費用のすったもんだやロゴの盗用疑惑など出てたし、コロナで延期になったあとも、森善朗氏の失言や、開会式演出家の女性芸人侮蔑発言による辞任、そして最後の最後で […]

コロナが重症化する意外な基礎疾患

新型コロナウイルスが蔓延してから早くも一年半が過ぎようとしています。 その間世界中で多くの人が亡くなり、また亡くなるまではいかなくともかなりの数の人が重症化して苦しんでいます。 そんな中で、ある程度の経験の中で、コロナのことがだんだんと分かってきており、コロナを重症化させる基礎疾患も分かってきました。 一般的には、糖尿病、脂質異常症、喘息などの呼吸器疾患といったところが今いわれている病名ですね。 […]

ルポ川崎 著 磯部涼

ルポ川崎  著 磯部涼 大都市である東京と横浜の間にある川崎の実態についてルポタージュされた本です。 一口に川崎といっても北部と南部ではその様相はかなり異なっており、特に南部の川崎駅周辺から大師線に沿った工業地帯である川崎区には独特な雰囲気があります。 それはひと言でいえば他者にとっての「怖い」イメージなのですが、このルポを読んでいると、確かに未だにヤクザが蔓延り、また貧民窟でもある川崎区には、犯 […]

緊急事態宣言で五輪チケットが夢散、政治家の選挙のために政策が決められていくことに絶望を感じる。

またまたまた緊急事態宣言が出て、ついにオリンピックの首都圏無観客が決まってしまいましたね。 わたしも家族全員分の女子サッカーとわたし個人分の野球の決勝のチケットを持っていたのですが、泡を消えてしまいました。 まあ、感染拡大している分しょうがないとは思うんですけれども、それにしても、政府がやることなすことすべて裏目に出て、そして結局後手後手になっているのはどうなんでしょうかね。 コロナ禍の中で、今、 […]

西武・松坂投手引退に思うこと

松坂投手。復活を期待していましたが、ついに引退してしまいましたね。 一つの時代に区切りがついた、平成という時代が完全に終わってしまったという感じですね。 わたしは松坂投手が西武時代に何度も生でその試合を観戦しています。 最初はルーキーイヤーの夏でした。 緊張感のある中で、ダイエーホークス戦で見事なピッチングを見せていました。 つい、数カ月前まで高校生だった子が、首位争いの中でこんなパフォーマンスを […]

鉛筆画:ブルマと孫悟空

昭和の名作「ドラゴンボール」からブルマと孫悟空です。 初期の画で、コミックスの表紙にもアニメのエンディングにも出ているイラストなので、見たことがある人は多いと思います。 いまだに、根強い人気を誇るドラゴンボールですが、わたしもジャンプの初連載のときから毎週見てました。 結局、一応最後まで読みましたけれど、個人的には、サイヤ人とか出て来るときよりも、初期のボールを集めていたときの方が話としては面白か […]

「閃光のハサウェイ」

「閃光のハサウェイ」 2021/日本 まずクオリティーが高くてビックリしました。ホテルの襲撃のシーンとかアニメなのに、すごいリアリティでしたね。 原作は、ガンダム産みの親である富野由悠季さんの小説です。 30年以上前にわたしも読みましたが、若年ゆえにサッパリ感情移入が出来なかったのを覚えてます。 νガンダムに比べて、クスィーガンダムやペーネロペーのデザインもあまり好きじゃありませんでしたしね。 な […]

「漂泊のアーレント 戦場のヨナス ふたりの二十世紀 ふたつの旅路」 著 戸谷洋志 百木漠

「漂泊のアーレント 戦場のヨナス ふたりの二十世紀 ふたつの旅路」  著 戸谷洋志 百木漠 親友同士であった政治思想家のハンナ・アーレントと哲学者のハンス・ヨナスの関係に焦点を当てた本ですね。 それぞれの研究者が共著で書いているので、内容がとても濃く、非常に興味が持てる本でした。本の構成として、それぞれの幼少期から青春期、ナチスによる迫害とドイツ脱出を経て晩年へとナラティブに書かれているので、こう […]

鉛筆画:眉村道塁と佐倉睦子

「MAJOR 2nd」に出て来る二人のヒロインですね。 アニメのエンディングの画になります。 「MAJOR」は茂野吾郎が主人公だった時は、あまり観ていなかったのですが、たまたま2ndの方をお正月にNHKでやっていたのを観た時に俄然ハマってしまいました。 多様性をテーマにもしているので、本当に今の時代に合っている話だと思います。 アニメはしばらく休止中ですが、次のシーズンが始まるのが今から待ち遠しい […]

中学受験激化。相次ぐ中高一貫校の「高校募集停止」に強く疑問を感じる。

都立中高一貫校「高校募集停止」の衝撃 受験も結局「カネ次第」なのか? これは何げに根本的に格差を助長している話ですよね。 首都圏で中学受験が激化しているというのは、もう十数年前からよく聞く話です。コロナの影響で少し収まるかと思いきや、実際は変わらないどころか増えている。その理由は、首都圏にある名門私立中高一貫校が、相次いで高校での募集を停止したのに続き、都立中高一貫校でも高校での募集を停止し始めて […]