さらなる人手不足へ

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6310184

今ですらすさまじい人手不足だというのに、未来がこれでは先が思いやられますね。
政府が外国人の受け入れを急ぐわけもわかりますが、90年代後半からこうなることはわかっていたのですから、もっと早く対策をとってほしかったですね。移民を受け入れるにしても、どう受け入れるのかをしっかりと国民の中で話し合った上じゃないと、軋轢を生むだけですし……。

しかしこういう記事によくありがちなのですが、解決をAIにばかり求めるのはホントに止めてほしいです。
確かに、スーパーやレンタルビデオやなどでは機械によるセルフサービスに変わっていますし、無人のコンビニなんてものも現れていますが、何でもかんでもそう簡単にAIがどうにかしてくれるわけではありません。
魔法のようにテクノロジーが何とかしてくれると信じたいのはわかるのですが、それはちょっと無責任なような気がします。
まずはそれぞれの会社で、改めて人材をどう使うのか、人をどう教育するのかを考える方が先だと思います。
女性や高齢者の活用も形ばかりじゃなく、本当に彼らの力が活きるような待遇や仕事のやり方を現場に投げるだけなく、組織として考えてほしいです。

力づくで強い方から弱い方に人手不足という矛盾を押し付けていくやり方では、その組織はいずれ必ず破たんしてしまうことは間違いありませんからね。
これからの時代、優秀な人材をどれだけ確保出来るかどうかで、その組織が生き残るかどうかが決まってきます。

今いる人材をどう活かすか、またこれから採用する人材をどう教育するのか、シェイクスピアではありませんが、それが問題ですね。