結婚は愛なのか?金なのか?男女間の違い

結局、結婚は「愛なのか?金なのか?」未婚と既婚の男女年代別の意識の違い

これは面白い意識調査ですね。男女にそれぞれ年代別に結婚が愛なのか金なのかを問うたところ、男性は若い年代では、結婚は金だといい、歳を重ねるにつれて愛だと変わっていく人が多いんですね。
一方で女性はこれとは真逆で、若い頃は結婚は愛だと考えていながらも、歳をとるに連れて金だと変わっていく人が多いようです。
これは興味深い傾向ですね。
この傾向から読み取れることは、まずは男性の自信の無さではないでしょうか。
若い時に結婚は金だと考えているのは、女性に持参金を求めているというよりも、多くの男性が自分自身に経済力がないと結婚が出来ない、つまり愛が続かないと思っているのです。
これって、お金の力でしか女性を繋ぎ留める自信がないというか、それがなければ、どうすればいいのかということを男性が分かっていない証拠なんでしょうね。

逆に女性は、若い時には愛の力があれば、何でも乗り越えられると思っている。
でも、それは男性が協力してこその愛であり、お互いに尊重し合っていたり、話し合ったりする習慣があってのものなんだと思います。
でも、男の人が経済を支えればいいだろうと高を括ってしまったり、逆に、女性の納得なしに、働かずにお金を稼ぐこと自体を放棄してしまったりすると、たちまち愛だけではその関係は成り立たなくなってしまいます。
そうなってくると、もはや女性としては、何だかバカバカしくなってしまい、現実的に齢を重ねて子どもが大きくなったりしてお金がいりようになって来れば、そちらにしか意識が向かくなってくるということでしょう。

そして女性がそうやって男性に期待しなくなり、現実路線になっていくのと反対に、男性はそのころ年を取って限界を感じ始め、自らの人生の天井が見えてきて、ああ、人生はお金ではない、愛こそが大事なんだ!と遅ればせながらぼんやりと気づいていくのです。

でも、多くの場合は遅きに失しており、すでに女性の心を振り向かせることが出来ない男性は途方に暮れるというわけです。

うーん、まあ、ようするに男は甲斐性みたいなものに男性がとらわれ過ぎていて、甲斐性さえあればやりたいようにやれると社会に思い込まされているところに問題があるような気がします。
最初からちゃんと相手の女性を尊重して、話し合って協力していれば、「結婚とは愛」のまま終わりまでいける可能性が高まると思うのですがね。
若いときは色々と欲望に目がくらんでしまい、なかなかそこに気づけないのでしょうね。