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弦巻 星之介

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」

新劇場版の第一作ですね。 序と銘打ってあるように碇シンジが登場するところから始まり、ヤシマ作戦の終わりまでが描かれていますが、概ねここまではテレビ版とほぼ同じ流れですね。 テレビ版も最初の頃はそこまで時間に追われずに作られているのがわかるので完成度がそもそも高く、新劇場版になってもそこまで変える必要がなかったということでしょう。 久しぶりに今回序を観直してみたのですが、自分が少し歳をとったからなの […]

中国における「国民」と「人民」の違い

国民は人民の敵!「中国流民主主義」の危険性独自の定義が人権弾圧や拘束の正当化根拠に なかなか興味深い記事でした。記事の中で中国における「国民」と「人民」の違いを述べているのですが、確かにこれを知ることで現代における中国という国の本質が見えてくるような気がします。 記事によると、中国において「国民」が意味するところは、要するに中国に住む人のことです。広い意味で日本人が使う「国民」という言葉とそんなに […]

カシオ社長のパワハラにみる同族経営の問題

音声入手! 社長の「陰湿パワハラ問題」で揺れるCASIOの内実 カシオの社長のパワハラの話ですね。それにしてもパワハラ・セクハラのニュースが多いですね。急に増えたのではなく、それまで隠されていたことが明るみに出るようになったのでしょう。社会的にダメだということが認識されていくためにも、声を上げられる人は、間違っていないのでどんどんと声を上げてほしいですね。次の世代のためにも出来る限り膿を出していっ […]

誰がために公園はある?

高齢者のクレームで公園から子供が消える「歪な環境問題」への危惧 公園の在り方が世代間闘争の場になっているという話ですね。 この記事で言及されている公園では、老人たちがほとんどを占める自治会が近隣の老人たちに迷惑だから公園で子どもたちに騒がしくするなと貼り紙をし、その結果子どもたちが公園で遊びづらくなり、そのうちにほとんど子どもたちを見かけなくなってしまったという話です。 子育て世代の親たちが自治体 […]

ニチイ学館の外国人雇い止めに思う、人権感覚の希薄性

【独自】ニチイ、フィリピン女性寮を抜き打ち調査 下着など撮影、人員削減狙いか これはひどいなぁ。 内閣府の国家戦略特区で家事支援従事者として就労を認められて、来日していたフィリピン人女性206人が、雇い止めや自己都合退職により、大手医療介護人材派遣会社「ニチイ学館」から契約更新されなかったそうです。 しかもそのうち48人の所在が把握できていないとのことです。 高齢者の介護や家庭の掃除など家事支援の […]

「デイ・アフター・トゥモロー ―カイ・シデンのメモリー―」

「デイ・アフター・トゥモロー カイ・シデンのレポート」の続編ですね。 前作の「カイレポ」がカイがバリバリのジャーナリストとして働いている「Ζガンダム」の時期を舞台にしているのに対し、今回の「カイメモ」はそれから数十年経ったあとの話、おそらく「閃光のハサウェイ」の時期前後が舞台で、カイもすでにかなりの中年になっており、そろそろ一線からの引退を考え始めている年齢になっております。 物語が繰り広げられる […]

SEALDsのあとでわかった問題は、「忙しすぎるわたしたち」

SEALDsとは何だったのか?「大半が年配の方でした…」デモ後の人生政治に参加する「余裕がない」現実 2015年に安全保障関連法案などへの反対運動の中心となったSEALDsのメンバーの一人を追った記事でした。若者の政治離れが言われるようになってからかなり経ちますが、当時こうした若者たちもいるんだということを知って頼もしく思っていたのを覚えています。 ただ記事中でも言われていますが、確かにSEALD […]

コロナ禍で動く若者を叩くのではなく、労ってみよう。

なぜ若者は悪者にされるのか? 背景には「格差」も #健康警察 コロナの感染拡大において、一般的に若者が広めているという印象が持たれていますが、それが本当なのかどうかを検証している記事でした。 実際に若い二十代、三十代が活動的であることは事実のようです。かかっても基本的に命に関わることではないという意識と、様々な対人関係があるがゆえにどうしても動き回る機会が多くなっているそうです。 でも動き回ってい […]

「デイ・アフター・トゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―」

ファーストガンダムでガンキャノンに乗っていたカイ・シデンに焦点を当てた話ですね。 一年戦争後にジャーナリストとして活躍をしているカイを描いています。 時期としては、ちょうど「Ζガンダム」の頃の話で、「Zガンダム」のスピンオフ作品となっております。 地味にコアなガンダムファンには人気があった作品で、マニアには「Zガンダム」の隙間がこれでもかというほど細かく巧みに描かれている話ですね。 圧巻なのは、ガ […]

もっと女性目線から考えるべき、東日本大震災における性風俗

「男も女もデリヘルを必要としていた」被災地で性風俗取材を続けたライターの確信 東日本大震災から10年が経ったあとも被災地における性風俗取材を続けていたライターの記事です。 正直「性」の話は震災関連の話の中でどうしてもタブーになったしまうんですよね。 実際、取材をしていた人から話を聞くと、避難所などでは性被害の話なども多数あったようなのですが、さすがに世間が被災地を救わなきゃという空気になっている中 […]