鉛筆画:ポケットの中の戦争

機動戦士ガンダムの外伝で、OVAで発表された作品ですね。
子どもの視点から戦争を描いた話なんですけれども、こういう話を作れてしまうところがガンダムシリーズのすごいところだと思います。
内容的にかなり好きな作品ですね。
キャラクターデザインは、美樹本晴彦さんですね。
マクロスのキャラデザインもしてます。ガンダムでは、ほかにF91とかもそうですね。
とにかく線が細かいデザインで、アニメーター泣かせの画だと思いますが、その分、美しいイラストになりますよね、この人の人物画は。
模写した画は、「ポケットの中の戦争」のDVDのパッケージです。
左から、バーニィ、アル、クリスですね。
作中の、何となく惹かれ合い始めているバーニィとクリスが、お互いに相手がそうだとは知らずにモビルスーツに乗って殺し合いの闘いをし、その事実をアルだけが知っている、というのは、切ない構図ですよね。
中学生の時に、この物語の顛末を見て、やるせない気持ちになったのを覚えています。
色々と考えさせるという意味で、今後も残ってほしい優れた作品ですね。