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弦巻 星之介

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回を観て、一つだけ残念に思ったこと

ついにNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が終わってしまいましたね。 沢尻問題や岡村問題、それに加えてコロナによる中断と様々な形で試練がありましたが、予定よりも少しオーバーしながらも無事に放送が終了出来てよかったです。 誰もがその名を知りながらも、これまで主人公として描かれることが少なかった明智光秀をいかに描くか、その点が楽しみであり、毎週観ていたのですが、ほとんど資料が残っておらずわからないとされてい […]

最近、驚いたこと。

どうでもいい話かもしれませんが、最近、驚いたことが一つあります。 それは、テレビでよく見かける川平慈英さんの年齢です。 てっきり、40そこそこくらいだと思っていたら、何と、何との58歳!!! 若く見えすぎです。あの風貌で、まさかの還暦間近とは……。 でも、確かに思い返して見ると、Jリーグが始まった時からニュースステーションでJリーグコーナーを任されていましたし、ダイヤモンドサッカーの司会もやってい […]

体育会系のマッチョなノリが日本を亡ぼす

森オリンピック組織委員会会長による適切発言への風当たりが弱まりません。 それもそのはずで、謝罪会見では逆ギレをし、政府も組織委員会も言葉を濁して擁護し、森会長の進退問題についてはなし崩し的にこのままで、という態度が見え見えですからね。 完全に国民の怒りの火に油を注いでいます。 そしてここまで来ると、問題がジェンダーに対する不適切発言だけに留まらなくなってきていると考えるべきでしょう。 森会長の発言 […]

ミャンマー軍事クーデター問題 態度が問われる日本政府と日系企業

政府、対ミャンマーで苦慮 米国とスタンスに開き キリン、ミャンマー合弁解消へ 国軍系企業に申し入れ ミャンマーの軍事クーデター問題は、中国が絡んでいるだけあってなかなか解決の糸口が見えませんね。案の定、国連は中国の反対で強い非難が出来ず、ほとんど打つ手なしといった様子です。 その中国としては、インド洋からエネルギーを運ぶためのパイプラインをミャンマーを横断する形で建設していて、このパイプラインこそ […]

「おっちょっこちょい」のリーダー学

先日プリキュアが好きな小学一年生の娘が「ねえねえ、リーダーっておっちょっこちょいな人がやるものなの?」と聞いてきました。 最初何を言っているのか分かりませんでしたが、よくよく話を聞いてみると、「プリキュアに出てくるリーダーはいつもおっちょこちょいだから、リーダーっておっちょこちょいな人がやる物だと思った」とのことです。 確かにプリキュアには毎回4、5人のプリキュア戦士が出てきますが、だいたいのシリ […]

「ミノタウルスの皿」

「ミノタウルスの皿」 藤子不二雄 「ドラえもん」や「パーマン」で知られる巨匠藤子F不二雄の作家人生でターニングポウントとなった言われる短編ですね。 当時連載終了が続き落ち込んでいた藤子F不二雄に、大人向けの漫画誌「ビックコミック」から依頼が来るんですよね。 一度はずっと子供向けの作品を書いてきたからという理由で藤子F不二雄は断るのですが、編集長の熱意ある説得を受けて応じたのがこの作品です。 ネタバ […]

スーパークレイジー君に期待したいこと

戸田市議のスーパークレイジー君 当選後の本音を告白「少し落ち込んでいる」 埼玉県戸田市議選でスーパークレイジー君こと西本誠さんが当選したことが話題になっていますね。 スーパークレイジー君といえば、思い出されるのは、昨年の東京都議選での特攻服でのダンスパフォーマンスです。正直、わたしもあれを見てドン引きしましたが、本人も売名行為だったことを認めてます。ただ都知事選に臨んでいるうちに、次第に政治意識と […]

国会での野次は飛沫感染のリスクを機会に禁止するべき。そもそも野次の語源は…

議員やじ、感染リスクは? スポーツ、ライブは大声自粛―「議会の華」も専門家苦言 もはや見慣れた光景ですが、これだけ新型コロナウイルスの対策をするべきだと社会的に言われる中で、国会では与野党ともに野次が飛び交っています。 スポーツ観戦やライブ会場では飛沫感染のリスクから声援が規制されるというのに、正直何をしているのだろうという印象です。 専門家は「国会でも感染リスクを減らす努力を」と苦言を呈している […]

森会長の女性蔑視発言からの謝罪逆ギレ会見を見て思う。五輪をやるなら、まずこの人の退任ありきで。

森会長「邪魔な老害、粗大ごみなら掃いて」会見全文 東京五輪組織委員会の森会長による女性蔑視発言に驚きましたが、その火消し会見で逆ギレですか……しかも自ら辞任はしないと断言までするという……。 妻、娘、孫娘から怒られて、その結果がこれではもはやホントにどうしょうもない感じです。 この方は首相の頃から失言が多くて、当時「電波少年」なんかでもおちょくられていましたが、ホントに昭和の時代から何も変わらずに […]

「囚われし者たちの国 政界の刑務所に正義を訪ねて」 著 バズ・ドライシンガー

「囚われし者たちの国 政界の刑務所に正義を訪ねて」  著 バズ・ドライシンガー これはすごいルポタージュでした。刑務所から大学へのパイプラインというプログラムをアメリカで立ち上げた大学教授の著書なのですが、刑務所で教えるうちに、刑務所の在り方、司法の在り方を大きな視点で問い直したいという動機で世界中の刑務所を訪ねた歩いた記録です。 わたしたちの社会には、当たり前のように刑務所があり、悪いことをした […]