自民党総裁選。多くの国民の誰を支持するかの争点が「中国・韓国に強硬な態度を示せること」になっていることに違和感を覚える

河野さんの出馬によって、自民党の総裁選でどこもかしこも話題が持ちきりですね。 まあ、それもそのはずでここで選ばれた人が総理大臣になり、そのままこれからの日本を形作っていくわけですからね。 それにしてもヤフーのコメント欄などを読んでいて違和感を覚えるのは、多くの人(特に思想が右寄りな人)の総裁選で誰を支持するかのポイントがどれだけ中国・韓国に対して強気の姿勢を貫けるのかというところ。 まあ、肥大化す […]

「飛ぶ教室」 著 ひらまつつとむ

「飛ぶ教室」 著 ひらまつつとむ 30年以上前に少年ジャンプで連載された話です。 単行本にしてわずか2巻分の長さしかありませんが、その短い間の連載で少年時代のわたしに無茶苦茶インパクトを残した話でした。 「キン肉マン」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」とジャンプ前世の時代ですが、それらに負けるとも劣らないくらいの印象を残していますね。 物語の舞台は、1980年代。まだまだ米ソの冷戦が続いている中でい […]

幸せになるために最も必要なもの

思春期の子にせこい損得勘定を刷り込む親の盲点いま話題の「非認知能力」よりもっと大事なこと ああ、何かこれはわかる話です。 ようするに、これまではいわゆるIQテストで測れるような知能の高さを示す認知能力がその人間の経済的な成功や幸福感をもたらすと考えられてきたのが、実はその相関関係があまりないことがわかってきた。それに代わって「根性」「意欲」「社会性」「勤勉」などいわゆる非認知能力と呼ばれるものの方 […]

「三体III 死神永生」 著 劉慈欣

「三体III 死神永生」  著 劉慈欣 ただただ圧倒されました。 すごいとしかいいようがないです。 この手のハードSFの完結篇は大抵、形而上的な話になりすぎてよくわからなくなることも多いのですが、この作品はそんなことはなく読み始めると最後まで飽きることもなく一気に読めました。 これはひとえに作者の想像力の大きさに尽きると思います。 途中、話を落ち着かせて、じっくりと丁寧に書き込んでいくことでまとめ […]

祝、栗山巧選手2000安打達成! チームに居続けてくれることのありがたみを知る西武ファンが涙。

いやぁ、ついに達成しましたね。 西武ライオンズ栗山巧選手、2000本安打。 西武ファンとして、ずっと西武にいてくれて達成てくれたのは、とてもうれしいです。 秋山、清原、松井稼頭央、和田……、今後達成しそうな人でも、中島、秋山、浅村と、ことごとくFAでチームからいなくなってしまう中で、中村選手と共に栗山選手はずっと西武にいてくれました。 ずっといる、ということが、他球団ファンにとっては当たり前のこと […]

総裁選出馬の岸田氏の公約は国民目線でなかなかいいと思う。

自民総裁選出馬の岸田氏がコロナ対策、「健康危機管理庁」設立も これは極めて正しい対策の仕方だと思います。 医療資源を一元的に管理することで、いかに有効に使えるかが大事ですからね。 総裁選に向けて岸田さんの動きが活発になってきていますが、一部に権力集中することの党内改革や格差社会の是正、それに今回のコロナ対策と、岸田さんの公約は基本的に間違っていないと思います。 個人的には、今立候補している人の中で […]

香港、ミャンマー、アフガニスタン…自由が失われた国にわたしたちが出来る大事なこと

アフガニスタンの話を聞くと胸が痛くなりますね。 特に現地の女性はその人権をタリバンが認めるようには思えないので、今後のことを考えるだけで非常に辛いと思います。 それにしても、香港、ミャンマー、タリバンとここのところ軍事力によって民主主義が壊されるのを目の当たりにすることが多いですね。 わたしたち大抵の日本人は、いろいろな話をテレビやネットで知っても何も出来ることがなく歯痒く思っていると思います。 […]

「宮崎駿論 神々と子どもたちの物語」 著 杉田俊介

「宮崎駿論 神々と子どもたちの物語」  著 杉田俊介 アニメーション界の巨人、宮﨑駿さんを論じた本ですね。 哲学的、思想的知識が豊富であり、介護職をしているという実践的な経験を持つ著者のアプローチはなかなか独特で、読んでいて「なるほど」と思わせる論述がたくさんありました。 個人的には、宮﨑駿さんが被害者意識と加害者意識の狭間の苦しみの中で物語を作っているという話は面白かったですね。 被害者意識とい […]

日本企業が世界で負け始めた理由

日本企業本社で相次ぐ「お前は中国に染まったのか!」の声欧米企業に奪われる中国市場、その要因は管理部門の非国際化 ああ、これは何かわかる気がしますね。 ようするにアメリカでは、世論の中国への強硬論に推されて、バイデン政権も中間選挙を見据えてそれに沿った政策を打ち出さざるを得ない状況にある一方で、アメリカ企業はしたたかに変わりゆく法制の中でどうやって中国で商売するのかを考え、実際に行動しているという話 […]

日本よりも感染者が多いのに、欧米ではなぜ医療崩壊が起きないのか?その理由に納得。

「一日の感染者5万人」でも英国が「医療崩壊の心配ゼロ」の理由病院の9割が国営、データサイエンス用い医療資源を効率的に配分 欧米では感染者がはるかに多いにもかかわらず、医療崩壊が起きないのに対し、なぜ日本ではすぐに医療崩壊になってしまうのか、この記事を読んでよくわかりました。 記事では、イギリスの話をしているんですけれども、ようするに持てる医療資源を最大限に広げて、その上でそれを効率的に運用している […]