「尊厳の欲求と憤りの政治 IDENTITY」 著 フランシス・フクヤマ 

「尊厳の欲求と憤りの政治 IDENTITY」  著 フランシス・フクヤマ 」 「歴史の終わり」で有名なフランシス・フクヤマの最新刊です。 歴史をいかにとらえるかという意味で納得が持てる話でした。 教科書での歴史は、基本的に政治を追います。それに加えてこの十数年ばかりで歴史を経済面から追う、つまり経済が動いて歴史が動くという説明がされることが多くなっています。そんな傾向に対して、この本では、歴史はア […]

「21Lessons」著 ユヴァル・ノア・ハラリ

「21Lessons」 著 ユヴァル・ノア・ハラリ 「サピエンス全史」や「ホモ・ゼウス」で一世を風靡したユヴァル・ノア・ハラリの最新作です。 ひと言で言うと、歴史学者らしく現代を歴史からの観点で非常によく捉えており、現代の現状を知るのは非常にわかりやすくためになる本でした。 著者が主張するように、アルゴリズムが人類を支配していくという考え方には個人的にも以前から考えていたことなので同意します。 そ […]

外国人就労者が増える前にやるべきこと

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70182https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70182https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70182 読んでいて、日本人としてちょっと残念に思う記事ですよね。 志を持って日本に働きに来てくれている外国人のほどんどが日本に幻滅しているという話です。 […]

企業も見習うべき? ロンブー田村淳さんの見事なリスクマネジメント力

去年、起きた闇営業問題を受けて、芸能活動を自粛していたロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの復帰会見が先日行われました。 驚いたのは、相方の田村敦さんの手際と演出の良さ。 夏に亮さんと宮迫さんが行った会見とまったく同じ場所で復帰会見をすることを決めた淳さんは、一から出直すことを意思表明するために、デビュー当時の真っ赤な髪で登場します。これだけで驚くべき話であるのですが、淳さんは相方が登場する前に、緊 […]

フィンランドを見ると、衝撃的なほどに日本の価値観が古臭いのかがわかる。

https://mi-mollet.com/articles/-/21707https://mi-mollet.com/articles/-/21707https://mi-mollet.com/articles/-/21707 フィンランド大使館で働いている方の話なんですけれど、とても興味深かったです。 フィンランドの生産性がなぜ高いのか、それでいてなぜフィンランドの人の幸福度が高いのかがとても […]

日本の生産性が上がらない理由

https://courrier.jp/columns/188791/https://courrier.jp/columns/188791/https://courrier.jp/columns/188791/ すごくいい記事でした。 アメリカの話なんですが、読んでいてなぜ日本の生産性が上がらないのかがよくわかりました。 記事によると、アメリカの製造業では1980~2010年の間に雇用が1000万 […]

「ミリキタニの猫」

「ミリキタニの猫」 2007年/アメリカ ドキュメンタリーがここまで奇跡につながる話って珍しいですね。 話は、映画作家であるリンダ・ハッテンドーフがNYの路上で一人の老人ホームレスに出会うことから始まります。 老人の名は、ジミー・ツトム・ミリキタニという日本人で、路上で絵を描きそれを売ることで生きている男性でした。最初は猫の絵を描いてもらい、代わりにビデオで彼が描いている姿を撮るといったぐあいの交 […]

生産性が高いとされるドイツの意外なほどの不便さ

https://www.bengo4.com/c_5/n_10639/https://www.bengo4.com/c_5/n_10639/https://www.bengo4.com/c_5/n_10639/ 生産性の話となると、よく比較されるのがこのドイツという国です。 人口が日本の三分の二しかいないのに、GDPがそれほど変わらず、しかも働いている時間の平均が日本人よりもずっと少ないという話に […]