https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00009125-bengocom-soci
今やネットで様々なところで告発されるようになった「土下座の強要」。
「お客様は神様」的な発想から、立場上強く出れない店員に対し、客が横暴に振る舞うことが多いのですが、これは本当に止めてほしいですね。
そもそも「お客様は神様」的な発想がおかしいです。お客様のニーズに合わせて店側が出来得る限りのサービスを行うことと、お客様の言うことを何でも聞けというのはまるで違います。
どうしても、日本社会の場合は、黙って我慢しろという空気になりますが、ダメなものはダメだという意識にもっていかなくてはならないでしょう。
そうじゃないと、ただでさえ人手不足で苦しんでいるのに、いわゆる感情労働に対しては誰もやりたくなくなってしまうし、サービスをする側の人間の精神を追い詰めて、負の連鎖をまき散らすだけです。
もちろん、サービスをする側としては、間違いのない態度で接客をする必要がありますが、サービスを受ける側にも、相手が自分と同じように感情を持った人間であるという前提に立った倫理観が必要です。
自分の正義感や感情にばかりとらわれず、まずは互いに同じ社会に住み、同じ社会を形成しているのだという意識を持つことが大事ですね。