https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00010000-tanba-l28
兵庫県丹波市で障がいがある若年層の「就職予備校」を目指し、一般社団法人「am*am」による障がい者の就業を支援する事業がスタートするそうです。
これはいいですね。というか、全国で必要なものだと思います。ただのスキルを教えるだけでなく、実際に社会に出たとき、職場で同僚たちに何をどう伝え、スキルだけでなくそこで実際に人間関係を構築するための練習や心構えなども教えてくれるととてもいいと思います。
あと、個人的には障害者だけに一方的に合わせることを求めるのではなく、企業側もいわゆる「ジョブトレーナー」を養成するノウハウのようなものを構築して行けたらと思います。どうしても、今の感じだと各企業が独自に手探りでやっているような感じで、社会で統一したメソッドが全然見えてこないんですよね。
ある程度、資格のような形ででも、一つのノウハウがあれば便利であると思うし、そうやって一定の専門知識を得たジョブトレーナーを一定数配置することを義務付ければ、数合わせのために、現場に障害者をただ放り投げるという悪習もなくなると思うんですよね。
本気で、障がい者雇用をやるのなら、こういう周辺の支援体制のこともちゃんと考えてうえで、話を進めてほしいです。
そうじゃないと、結局、障がい者自身も辛い思いをしてしまうだろうし、現場も悪戯に混乱するだけで、下手をすれば、障がい者に対する敵意すら産んでしまう状況を作り出しかねないのですからね。