https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201906250000046.html
お笑い芸人たちによる闇営業問題、ずっと尾を引いていますね。ついに人気番組であるアメトーーク!の存続まで危ぶまれる事態です。
しかし、なぜここまで問題が大きくなってしまったんでしょうか?
確かに、“知らなかった”とはいえ、芸人たちが反社会組織のパーティーに行ってしまったことは迂闊ですし、その後お金を貰っていないと嘘をついたこともいけないことです。ただ芸人たちも悪いのですが、個人的には、所属事務所にも大きな問題があったような気がします。
特に今回、問題を起こした多くの芸人たちが所属している吉本に関しては、数年前に当時超売れっ子だった島田紳助さんの問題で、反社会組織との関わりがクローズアップされたという前科があるのです。
なぜ、あれほど世間を騒がした話がありながら、芸人たちをキチンと管理していないのか、芸人たちにちゃんとレクチャーをしていないのかが一番の問題だと思うんですよね。
何んかこのへんが、ほったらかしというか、うまく所属だけはさせておいて、面倒な教育や管理はせず、お金だけは儲けるという臭いがするのが、気になりますよね。
そもそも闇営業をしなければ食べていけないくらいの報酬しか与えていないという点も問題がありますし、今回もまるで勝手にやった芸人が悪いみたいなスタンスを取って、まるでトカゲのしっぽ切りのように芸人だけに責任を取らせている点も気になります。
コンプライアンスは、正社員だけが守るべきものではなく、会社に関わるすべての人が守るべきものです。
どうしても、そのへんの意識の薄さというか、そういうものがそのまま芸人たちの迂闊さに繋がっている気がするんですよね。
芸人を使って多く儲けているのなら、ちゃんとその芸人も管理するべきです。
売れっ子であればあるほど、それだけ影響がある訳ですし、結局は自分たちの首を絞めることになるわけですからね。