Jリーガー輩出続出の明治大学サッカー部 一般社団法人「明大サッカーマネジメント」設立へ

一般社団法人「明大サッカーマネジメント」設立 体育会サッカー部の支援目指す

明治大学サッカー部が今すごいです。
2019年シーズンは、5冠を達成し、2020年シーズンも見事にリーグ連覇を達成。
しかも昨年度は9人のJリーガーを輩出し、今年度も12人のJリーガーを輩出することが決まっています。
いま大学サッカーで一番ホットなチームですが、ここにきて一般社団法人「明大サッカーマネジメント」を設立することで、育成や環境を整備・強化していくそうです。
具体的には、独自に獲得した資金で援助を行うことで、学生の費用などの負担を軽減し、志の高い学生が入部できる環境や、スタッフが安心できる環境の整備を目指すということです。
メンバーには、弁護士や経営学修士などの専門家も加わっていくので、今後は在校生だけでなく、OB選手のマネジメントやセカンドキャリア支援などにも取り組んでいくそうなのですが、いやあ大学スポーツを取り巻く環境も変わってきましたね。
実はわたしもこの大学出身で、友達にサッカー部のレギュラー選手がいたのですが、大学と体育会との関係が曖昧で、基本的にOBが取り仕切らざるを得ない状況でした。
このころから、明大サッカー部はリーグでもそこそこは強かったのですが、Jリーガーになるのは、チームそのものが少ないこともありましたが、一世代に一人か二人がやっとで、わたしの友達も当時でいうJFLのチームからの誘いはあったものの、セカンドキャリアを考えるとやはり二の足を踏んでしまい、OB界のつてで一部上場企業に就職していきました。
でも、これが大学がOB選手のマネジメントやセカンドキャリアまで支援してくれるとなると、話が全然違ってきますよね。
選手たちはどんどんと思い切ってJリーグに挑戦出来ますし、それが知れ渡ることで、高校やユースの有望の選手がまた明大に入ってきます。
どんどんと好循環が生まれるというわけですね。

川崎フロンターレが大学サッカーから即戦力を獲得することで今の栄華を築いていることを考えても、Jリーグ全体で大学出身選手の獲得が今後はトレンドになっていきそうですね。相対的に大学サッカーそのものに注目も集まって来ると思います。

明大のサッカー部と言えば、木村和司さんを始め、最近では長友佑都選手、室屋成選手と日本代表クラスの選手をこれまでも輩出してきましたが、今後も明大発のワールドクラスの選手の出現が期待できそうですね。