イギリスの日用品大手であるユニリーバ」が美容クリームなどのパッケージと広告から「標準」という言葉をなくす方針を発表しましたそうです。
確かに冷静になって考えてみると、肌や髪の色や性質は人それぞれ違うわけで、白人の標準がみんなの標準ではないということですね。
何となく当たり前のことだと思っていてやり過ごしてきた言葉も、こうして改めて多様性の視点から考えてみるとそれは適切なものではないとわかってくる。
大抵の人が、「まあ、それぐらいの話みんな気にしないだろうから大丈夫じゃない?」と流してしまいがちなところをしっかりと本当にそれでいいのかと一歩立ち止って考えてみる。多様性が叫ばれるようになった今の社会で、そういう姿勢こそが大事なのだということがよく伝わってくる方針転換です。
さすが世界のCSRをリードするユニリーバですね。日本企業も海外企業のこういういいところはどんどん見習っていってほしいです。