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弦巻 星之介

コーポレート・ガバナンス・コードとは?

「コーポレート・ガバナンス」とは、「企業統治」という意味で、企業の価値を高めたり、企業の掲げる理念を実現するために、公平で透明な経営を行うための仕組みです。企業が違法行為をしないように前もって監視をしようという意図で作られたというわけですね。 コーポレート・ガバナンス・コードが重視されるようになったのは1990年代後半からですが、その認識が大きく変わったのは、2008年のリーマン・ショックの後です […]

「責任ある投資家」の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)とは?

スチュワードシップ・コードは、元々は英国で生まれたものです。スチュワード(steward)とは執事、財産管理人の意味を持つ英語となります。 スチュワードシップコードは、金融機関による投資先企業の経営監視などコーポレート・ガバナンス(企業統治)への取り組みが不十分であったことが、リーマン・ショックによる金融危機を深刻化させたとの反省に立ち、2010年に金融機関を中心とした機関投資家のあるべき姿のガイ […]

メリルリンチ日本証券、ともに女性の社長と副社長が誕生

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/408100 メリルリンチ日本証券で社長と副社長が代わったそうですが、二人とも女性なんですね。 これだけ大きな規模の日本法人でトップの二人が女性というのは初めて聞いたような気がします。 まあ、日本法人といっても、そもそもは外資系の傘下なので、彼らからしてみれば当たり前の話なんでしょうけれどもね。 何か、こういう人事 […]

三菱UFJ銀行、男性行員に育休取得の義務化

https://this.kiji.is/491479745601733729 三菱UFJ銀行が男性行員に育休取得の義務化するそうです。 義務化はすごいですね。 これまで男性の育休と言えばとってつけたような努力目標ですが、義務となると全然話が違います。 これは単純にいいことですね。家庭に目を向ける機会にもなりますし、仕事の見え方や仕方の幅が広がるというメリットもあると思います。 義務ならば、周りも […]

人事評価は、人手不足の最初の処方箋

https://toyokeizai.net/articles/-/183393 離職者が多い会社の中で何をすればそれを食い止められるのか、まず何をすればいいのかという話ですが、話は簡単ですよね。それは人事評価の一言に尽きます。 単純に給与をバカバカと上げて、という考え方もありますが、さすがにそれは限界があるでしょう。給与を上げるにしても、本当に会社にとって有用な人の給与を上げたいですしね。 そう […]

実はそれほど勤勉じゃない日本人

https://dot.asahi.com/dot/2019040500080.html?page=1 これは面白い記事ですね。 確かに日本人であるわたしたちは、短期間で経済成長を成し遂げたという実績もあり、自分たちを勝手に勤勉だと思い込んでいるフシがありましたが、実際に調べてみるとそうでもないということがよくわかる記事でした。 まあ、でも冷静になって周りを見渡せば、勤勉な人もいることにはいますが […]

先生の教育改革し、社会課題の解決を目指す会社 

https://heisei.yahoo.co.jp/interview/9.html ㈱ARROWSという会社の若き社長のインタビューの記事なんですけれど、非常に面白い会社ですね。 教育改革を会社という立場からしているという会社の話なんですけれども、具体的には、学校の情報交換が出来るSNSサイトを作ることに始まり、今では世の中を知るための先生向けの教材を作ったり、先生の負担を減らすための取り組み […]

究極の多様性問題

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-901756.html ある意味、究極の多様性に関する問題ですね。 重度の知的障害がある子が定員割れしている高校を受験したのですが、不合格になったそうです。 で、その件に関して、その子の両親が重度の知的障害があるのだからテストで点数を取れないのは当たり前であり、学校側に配慮が足りないと言っているそうです。 うーん、難しい問題です […]

「自分だけが割を食っている」という考えが組織もその人自身もダメにする。

https://toyokeizai.net/articles/-/272177 日本社会の現状を、というか、人間というものの本質を見抜いている記事だと思います。平たく言えば、「自分だけが割を食っている」という考え方が組織も、そしてその人自身をもダメにするという話ですが、まったくその通りですね。 人が人である以上、どんな場所でどんな仕事をしていても、自分が主体である以上、物事のすべてを自分を中心に […]

西洋人の「困っている人」に対する反応の速さ

最初に言っておきますが、わたしは西洋文化の極端な崇拝者ではありません。ただ個人的に、西洋人のここがすごいなと思う点が一つあります。それは一言でいえば、「人助け」や「親切」に対する反応速度の速さです。 もちろん個人によって違う部分は多くありますし、あくまで主観的な話ではあります。 でもわたし自身が人生を生きてきた中では、電車やバスで席を譲るような状況に立たされた時や、目の前に人が倒れた場合などのケー […]