わたしが「カムカムエブリバディ」で最後少しだけモヤッとしてしまった理由
いやあ、よかったですね。 「カムカムエブリバディ」。 筋書きがこれからどうなるのか、これほどまでに気になった朝ドラはなかったです。 まず三人のヒロインという設定が斬新でしたね。 一人目のヒロインである安子がアメリカに渡ってどうなったのかを知らせないまま、最後まで引っ張るという荒業にまんまと気持ちを持っていかれてしまいましたよ。 このやり方は、今後も真似をするドラマが出てくるかもしれませんね。 そし […]
いやあ、よかったですね。 「カムカムエブリバディ」。 筋書きがこれからどうなるのか、これほどまでに気になった朝ドラはなかったです。 まず三人のヒロインという設定が斬新でしたね。 一人目のヒロインである安子がアメリカに渡ってどうなったのかを知らせないまま、最後まで引っ張るという荒業にまんまと気持ちを持っていかれてしまいましたよ。 このやり方は、今後も真似をするドラマが出てくるかもしれませんね。 そし […]
「『色のふしぎ』と不思議な社会」 著 川端裕人 色覚の話ですね。 先天色覚異常症というのは、昔からある病名で、昔は石原式という検査を学校でやった方もいると思います。 当事者でなければ、あまり覚えておらず、詳しくなることもない話ですが、ただこの本を読むと、色覚というのは正常/異常とくっきりと分けられるものではなく、色々な見え方がする人がなだらかにおり、境界線が極めてあいまいだということがわかります。 […]
あだち充作品の最強ピッチャーは誰? 球速・球種・性格…スペックを比較してみた あだち充さんの野球漫画に出てくる主人公のピッチャーとしてのスペックを比較した話ですが、これは面白いですね。 結局誰が一番とは決められないのですが、個人的に自分がプロ野球のスカウトとしたなら、誰をドラフト1位指名するかという視点で考えてみたくなりました。 候補となるのは、 ・上杉達也「タッチ」 ・国見比呂「H2」 ・樹多村 […]
「ドラえもん のび太の小宇宙戦争2021」 一年待たされた、ドラえもんです。 子どもと一緒に観に行きました。 今回の「のび太の小宇宙戦争」は、37年前に藤子先生が作ったもののリメイクですが、さすがに色あせていませんね。 脚本は、エウレカセブンの佐藤大さんですね。 内容的には、パピの姉という前のバージョンにはいなかったキャラクターが付け加えられていましたが、それ以外は概ね変わっていません。 この話は […]
「クロスゲーム」 著 あだち充 「タッチ」や「H2」のあだち充さんの作品ですね。あだち充さんといえば、やはり上記のに作品が有名ですが、本作も人気が高く、むしろ本作こそが一番だという声もよく聞きます。 また、「タッチ」の後継作といえば、舞台をそのまま利用した「MIX」がまず挙げられますが、テーマとして後継しているのは、本作といえるでしょう。 そうなるとまず「タッチ」のテーマのおさらいから話を始めな […]
「おもいでぽろぽろ」 1988年/日本 小学校五年生のタエ子と大人になったタエ子が交差することで、27歳の大人になったタエ子が自分自身のこと、自分が何を大事に生きていくべきなのかを知る話です。 90年代の話で今観るとところどころに古さは感じます。 当時は5年生のタエ子の時代のみにノスタルジーを感じるところを、今観ると、もはや大人になったタエ子の時代にもノスタルジーを感じてしまいますからね。 夜行列 […]
「マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か ♯Me Tooに加われない男たち」 著 杉田俊介 ジェンダー平等を説明するために、いわゆるマジョリティの男性に向けて書かれた本ですね。 通常、ジェンダーやフェミニズムと銘打った本は、どうしても女性が手にとって読むことが多いのですが、あえて男性に向けて新書で書いたという点で画期的な試みであると思います。 本の内容としては、ジェンダーやフェミニズムといっ […]
「人間昆虫記」著 手塚治虫 日本が誇る巨匠の中編漫画ですね。 有名な作品群に比べれば一般的にはあまり知られていない作品ですが、異色の劇画として知る人ぞ知る作品です。 物語は、十村十枝子を中心に動きます。 特徴的なのは、十枝子の類稀な能力です。 それは才能のある人間をコピーして自分のものに出来るというものです。 ただ鍛錬をしてその技術を習得するというより、自身の魅力を使ってありとあらゆる手を使って相 […]
「プラテネス」 著 幸村誠 デブリ(宇宙ゴミ)を回収する宇宙飛行士の話ですね。 近未来において宇宙に進出する人間の心理をうまく描いていますね。 秀逸なのは、デブリ回収という地味な職業に光を当てることで、世界の矛盾はおろか、宇宙という環境に身を置く人間の哲学的な変化を見事に表現しているという点です。 宇宙を舞台にした話なので、SF的な様相が強いような印象を受けますが、実際話の大半は哲学的な問答である […]
「ビューテヒフル」 2010年/メキシコ 「バベル」や「21g」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督し、ハビエル・バルデムが主演をした映画です。 話の筋そのものは至って単純で、ようする癌により余命宣告を受けた主人公が、幼い子ども2人を残して、なかなか自らの死を受け入れられないというものです。 映画を観ていてすぐにわかるのは、ものすごくリアリティがある映像だということ。 いかに差し迫った現 […]