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社会問題

茂木幹事長誕生にみる岸田首相のバランス力

衆議院選挙が終わりましたね。 予想に反して自民党の議席は微減にとどまり、野党連合を組んだ立憲民主党も減少、維新だけが躍進するという結果になりました。 そして、大局の結果以上に驚かされたのは、自民党の重鎮である石原伸晃さんと甘利明さんの小選挙区での落選。 石原さんは比例でも落選し、甘利さんは比例では当選しましたが、小選挙区で落ちてしまった以上、先日就いたばかりの党幹事長のポストを辞任する羽目になりま […]

一体、誰が小室圭さんを批判しているのか?

小室圭さんと眞子さんの結婚がようやく決まりましたね。 おめでとうございます! ここに辿り着くまで色々とありましたが、どうか末永くお幸せになってほしいですね。 しかしこの問題、ずっと気になって仕方なかったのですが、正直、わたしにはなぜ小室さんがここまで批判されるのかがよくわからなかったんですよね。 そもそもことの発端は、小室さんのお母さんの金銭の問題で、直接小室さんには関係のないことなんですよね。 […]

衆院選の前に、今、なぜ子育て支援が必要なのかを考えよう

「習い事はコロナ落ち着いてから」 収入減、子育て世代を直撃 なぜ子育て支援をしなくちゃいけないのかをコロナの影響によって現状のレポートをまとめた記事ですが、正直違和感を覚えたのは、冒頭にピアノの習い事をさせられないことを嘆く親に対して、攻撃的なヤフコメが多かったことです。 そもそもこのレポートにおいて冒頭のエピソードが挿入されたのは、それまで当たり前に出来ていたことが出来なくなってしまったという現 […]

スーパーから品物が消えたイギリスの自業自得感

イギリスまさかの「ガソリン不足で行列」のなぜコロナの出口でブレグジットの亡霊に襲われた 今イギリスではスーパーの品物がしない品薄となり、ガソリンを得るために長蛇の列を並ぶ羽目になっているそうです。 コロナのせいではありません。 ブレグジットの影響です。 EUから離脱してしまったために、エッセンシャルワーカーを担っていた東欧などから来た外国人が働けなくなってしまい、長距離ドライバーが不足して物流網が […]

オンライン授業の現状 ノウハウの全国的な共有を

「オンライン授業の高すぎた壁」現場の悲痛な叫びコロナ禍で露呈「GIGAスクール構想」が不安な訳 オンライン授業の公立校での混乱を書いた記事でした。 そもそも海外の子供たちは勉強のためにインターネットを使うことが多いのに対して、日本の子供たちはゲームを通したコミュニケーションツールとして使っていたことが前提にあるそうです。 そしてそこがスタートであったので、コロナで急にオンライン授業と言われても、教 […]

岸田首相「新自由主義からの転換」に噛みつく楽天三木谷氏の時代錯誤性と身勝手さ

楽天・三木谷氏 岸田首相の〝新資本主義〟を痛烈批判「新社会主義にしか聞こえない」 楽天の三木谷社長が岸田首相の「新自由主義からの転換」という政策について批判しています。 批判の内容は、 ・新政権の発表は、新資本主義ではなく、新社会主義にしか聞こえない ・金融市場を崩壊させてどうするのか??それとなぜこのような事が総裁選で議論されなかったのか?? ・給与や金利などは会社では損金算入されているにもかか […]

高市推しのネット保守が叫んでいた「河野太郎は反日」の嘘

高市早苗氏はなぜ敗北したか―ネット保守の過激すぎる応援がアダに 非常に中身のある記事でした。 先の総裁選において、高市さんを応援する、いわゆるネトウヨと呼ばれるネット保守の人たちが河野さんを執拗に攻撃していたのですが、その攻撃内容について、しっかりとファクトチェックをしています。 ネット保守の人たちが河野さんについて主張していたのは、 1)河野さんの父である河野洋平氏、および祖父であるは、そもそも […]

総裁選の在り方に疑問を抱きつつも、岸田さんには頑張ってほしいと思う。

自民党総裁選が終わり、岸田文雄新総裁が誕生しましたね。 総裁選の結果を見て、まず気になったのは、やはり国会議員票と世論を反映するとされている党員票の乖離です。 今回だけならともかく毎回のようにこんな感じで、しかも決選投票ではいつも派閥の論理でひっくり返すことが出来るとなると、正直これが民主主義的なやり方なのかなと思っています。 今回、その顕著な例は河野さんの票数というわけですが、党員票で予想よりも […]

総裁選で本当は一番争点にするべき問題

お気楽すぎる自民党総裁選、「シュリンコノミクス」の危機をなぜ争点にしないのか これままさにこの記事の通りですね。 記事で取り上げているシュリンコノミクスとは、「シュリンク」(縮小)と「エコノミクス」を合わせた造語で、人口減少や高齢化という国家の危機をどう乗り越えていくのかをテーマにした「縮小の経済学」のことをいいます。つまり、少子高齢化に対してどのように対応し、いかに低成長から脱するのか、これを考 […]

あまり目を向けられない「中学受験の弊害」

「中学受験の弊害」親が想像もしない数年後の苦難子どもと親子関係に一生涯の「傷」を残す可能性 ああ、これは個人的な経験からもすごくよくわかる話ですね。 中学受験が東京などの大都市では盛んですが、それが必ずしも子どもや家族の幸せにつながらないという話です。 記事では、親があまりに入れ込み過ぎてしまったために、子どもが離れていき、大人になってからも関係が改善しないケースや、自己肯定感が否定されて、その後 […]