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社会問題

大阪維新型のベーシックインカムを考える

ベーシックインカムとはようするに国民全員に一定の金額を給付することをもって、一部の社会保障と一体化させるという話です。 実は欧米では70年代くらいから議論されている話で、最近も結構いろんな場所で実証実験が行われているんですよね。 その結果、皆がイメージするような、「みんな働かなくなるんじゃないか」という事態はほとんど起きないということがわかってきて、むしろこの制度を実現した方が行政の無駄が省けてい […]

中国における「国民」と「人民」の違い

国民は人民の敵!「中国流民主主義」の危険性独自の定義が人権弾圧や拘束の正当化根拠に なかなか興味深い記事でした。記事の中で中国における「国民」と「人民」の違いを述べているのですが、確かにこれを知ることで現代における中国という国の本質が見えてくるような気がします。 記事によると、中国において「国民」が意味するところは、要するに中国に住む人のことです。広い意味で日本人が使う「国民」という言葉とそんなに […]

誰がために公園はある?

高齢者のクレームで公園から子供が消える「歪な環境問題」への危惧 公園の在り方が世代間闘争の場になっているという話ですね。 この記事で言及されている公園では、老人たちがほとんどを占める自治会が近隣の老人たちに迷惑だから公園で子どもたちに騒がしくするなと貼り紙をし、その結果子どもたちが公園で遊びづらくなり、そのうちにほとんど子どもたちを見かけなくなってしまったという話です。 子育て世代の親たちが自治体 […]

SEALDsのあとでわかった問題は、「忙しすぎるわたしたち」

SEALDsとは何だったのか?「大半が年配の方でした…」デモ後の人生政治に参加する「余裕がない」現実 2015年に安全保障関連法案などへの反対運動の中心となったSEALDsのメンバーの一人を追った記事でした。若者の政治離れが言われるようになってからかなり経ちますが、当時こうした若者たちもいるんだということを知って頼もしく思っていたのを覚えています。 ただ記事中でも言われていますが、確かにSEALD […]

コロナ禍で動く若者を叩くのではなく、労ってみよう。

なぜ若者は悪者にされるのか? 背景には「格差」も #健康警察 コロナの感染拡大において、一般的に若者が広めているという印象が持たれていますが、それが本当なのかどうかを検証している記事でした。 実際に若い二十代、三十代が活動的であることは事実のようです。かかっても基本的に命に関わることではないという意識と、様々な対人関係があるがゆえにどうしても動き回る機会が多くなっているそうです。 でも動き回ってい […]

もっと女性目線から考えるべき、東日本大震災における性風俗

「男も女もデリヘルを必要としていた」被災地で性風俗取材を続けたライターの確信 東日本大震災から10年が経ったあとも被災地における性風俗取材を続けていたライターの記事です。 正直「性」の話は震災関連の話の中でどうしてもタブーになったしまうんですよね。 実際、取材をしていた人から話を聞くと、避難所などでは性被害の話なども多数あったようなのですが、さすがに世間が被災地を救わなきゃという空気になっている中 […]

全然知らなかったトラックドライバーの苦しい事情

世間が知らない「トラックが路上駐車をする理由」 いやあ、これは全然知らない話でしたね。 トラックドライバーの路上駐車問題なんですが、なぜそれが至る所で起きているかなんて正直考えたこともありませんでした。 そもそも長時間路駐をしている大型トラックの多くは、BtoB輸送を担うトラックだそうです。 BtoBとは、宅配便などの法人から客への輸送ではなく、法人から法人へと輸送を担っているということです。 つ […]

日本にも必要だと思う「セックス代理人療法」

障害者や性経験のない人たちを救う「セックス代理人療法」を知っていますか?i これは深く考えさせられる話でした。 「セックス代理人療法」、つまり、何らかの理由でパートナーと親密な関係が結べない人たちに、カップルとしての親密な関係の築き方や、性交渉の仕方を教えるという療法です。 これって、世界中で実はものすごくニーズがある話ですよね。 程度の差こそあれ、他人と上手く関係が結ぶことが出来ない人は正直、そ […]

AIが選ぶ日本の好ましい未来

AIを使ってシミレーションをした結果、少子高齢化社会が進む日本がどう進むことが望ましいのかを分析した記事でした。 まず「都市集中型」と「地方分散型」で大きく分岐する可能性があるそうですが、AIが弾き出した答えは「地方分散型」の方がより望ましいそうです。 まあ、これはわざわざAIに頼らなくても肌感覚でわかる話ですよね。 東京だけが栄えてもどうにもならないことは明らかで、そもそも地方の支えがなければ、 […]

保育士の賃金が安い理由を知ってほしい

ついに判明した「不当に低い保育士給与」の実際過酷な労働環境のなか子どもを守れるのか 保育士の賃金がなぜ低いのかを説明している記事ですが、これはこの通りですね。 基本的に保育士一人に対して行政が公定価格の人件費として支払っている額と実際に賃金として支払われている額に大きな隔たりがあるんです。 金額にしてだいたい100万くらいから200万くらい。 それで何でそんなことになっているかというと、「委託費の […]