人事評価は、人手不足の最初の処方箋

https://toyokeizai.net/articles/-/183393

離職者が多い会社の中で何をすればそれを食い止められるのか、まず何をすればいいのかという話ですが、話は簡単ですよね。それは人事評価の一言に尽きます。
単純に給与をバカバカと上げて、という考え方もありますが、さすがにそれは限界があるでしょう。給与を上げるにしても、本当に会社にとって有用な人の給与を上げたいですしね。
そうすると、やっぱり人事評価が重要なのだということになります。
大事なのは、何となくとか、好き嫌いとか、慣習に従ってだけで人事を評価するのではなく、その人その人の能力や性格を鑑みてその人の価値を見極めること。
そこにこそ、一番管理職の力が問われます。

決して成果だけで人の判断をしないのが大事ですね。
成果を出すことは大事ですが、組織である以上、成果を出すだけで人の教育が出来ない人などは危険です。

また出来る人を評価することも大事のですが、出来ない人をどう評価し、何をすれば評価されるのか、しっかりと明示することも大事ですね。
そこが曖昧だとやる気がやっぱり出ませんし、すべてがグダグダになってしまって、不満の温床になりますからね。

人手不足に苦しむ会社は、一見回り道に見えるかもしれませんが、人事評価をしっかりと決めて明示することから、まず始めるべきことだと思います。
結局、人を動かすのは、人であり、大抵の人はしっかりと平等に評価をされるのであれば、頑張るものですからね。