厚生労働省のポスターに4070万円!? これが果して常識的な値段なのか。

https://www.asahi.com/articles/ASMCX4R55MCXUTFK00N.html?iref=pc_ss_datehttps://www.asahi.com/articles/ASMCX4R55MCXUTFK00N.html?iref=pc_ss_datehttps://www.asahi.com/articles/ASMCX4R55MCXUTFK00N.html?iref=pc_ss_date

吉本タレントの小藪さんが起用された厚生労働省のポスターが議論を醸し出していますね。
確かに、内容そのものも色々と抗議があり、議論をする必要はありますが、個人的にはそのポスターの契約料の高さに驚きました。
一体、何をどう計算すればポスターのライセンス料の値段がこうなってしまうのでしょうか?
桁が一桁少なくても高く感じますが、何か普通に働いているのが馬鹿馬鹿しくなる値段ですね。
おそらく仲立ちしている広告代理店と吉本でその大半を持っていかれるのでしょうが。

何だか、単純に比べるべきではないのですが、例えば野菜とか米とか、とにかくモノを生産している人たちは、それではほとんど利益も出ないのに対し、こうしたライセンス料だけがバカ高くなっている現状って一体何なんでしょうね。
ていうか、広告ってそこまでお金をかけてまで必要なことなんでしょうかね?
別に広告業界そのものを否定するわけではありませんが、何だか不必要なものを煽るようにどんどんと広告に載せていき、業界そのもので回るお金の量が大きすぎるようになっているような気がします。
まあ、テレビの広告利収入が減り、広告会社はこういうものに活路を見い出そうとしているのですが、何か、時々これは必要か? ていうかそもそもそんなに効果があるのかと思ってしまうものが町中に溢れすぎているような気がします。

このポスター自体も、内容そのものの配慮の無さもそうですが、結局医療費を高騰させまいがために、自宅での介護や看取りを勧めているわけで、でも政府はその一方で介護離職ゼロや女性の社会進出の拡大も目指している……
なんだか矛盾し過ぎていて訳分かりませんね。そんな訳の分からなさを煽る広告に税金を使って4070万円って、、、医療費や介護費が足りないずに徴収を増やそうとしているなら、本当にこういう無駄な支出こそどうにかしてほしいです。
これって、何も考えずにただ当事者同士が税金を餌にしてウィンウィンの関係を築いているようにしか思えませんよ。
この件に関して、小藪さんが謝っていましたが、小藪さんは何も悪くないです。
厚生労働省だけが対応に追われていますが、なぜこの金額なのか、いつもこの手のことにこんなお金が遣われているのか、何かそのへんをメディアも吉本や大手の広告代理店に忖度しないで調べ上げてほしいですね。
本当に、儲ける事しか考えずに、ただ仕事をだけをしている人が多すぎます。