花巻東の怪物1年生佐々木麟太郎君は西武ファン!? 「ファン自称」や「地元」の子をドラフトするメリット

花巻東の超ヘビー級怪物1年生・佐々木麟太郎は大の西武ファン!?

菊池雄星投手と大谷翔平選手を排出した花巻東高校に怪物1年生が登場していることに話題になってますね。
彼の名前は、佐々木麟太郎君。
花巻東高校野球部の佐々木監督のご子息です。
つまり、高校自体に大谷翔平を育てた名監督によって、物心ついた時から教えられているのが、この麟太郎君なんですね。

そしてすでに1年生にして49発(R3年11月25日現在)ものホームランをかっ飛ばし、日ハムの清宮幸太郎選手が持つ高校通算111発の記録を塗り替えて、2年後のドラフト1位へ視界良好の今、彼に関する新たな情報が報道されました。

それは、佐々木麟太郎君は大の西武ファンだという情報……。菊池雄星投手を始め、花巻にある富士大出身者に岩手に縁がある選手が多いという点、佐々木君と同じあんこ型のスラッガーを多く輩出しているという点で、西武ファンであるというのです。

どこまで本当の情報だかわかりませんが、一応それなりに取材をして聞いているので少なくとも彼の周りからそうした話が出てきたことは確かだということでしょう
もちろん、今のご時世、たとえファンの球団があったところで、ドラフト時には「12球団OKです」と言うでしょうし、そう言うべきだと思いますが、ファンとしては怪物と噂されるドラフト候補生がファンだというのは、うれしい話ですよね。
巨人、阪神ならいざ知らず、西武ファンを公言する選手は残念ながら見受けることは少ないですしね。

ただこういう情報って眉唾ものですが、ファンだけでなく、実は誰をドラフトするかを選ぶ球団側にとっても大事な情報だと思うんですよね。
選手のFAのことまで考えると、そりゃ、当然な話になってきますよね。
小さい頃から思い入れの球団であれば、あるほどFAの時期が来ても残ってくれる確率がわずかでも上がりますからね。
「ファン」であるかどうかと同時に「地元」であるかどうかも大事です。
同じような評価の選手なら、「ファン自称」であったり、「地元」であったりと、プラスアルファがある方を球団としては選びますよね。
たぶん、ドラフト1位である高橋幸成投手などは、西武にとって準地元である群馬出身であるということは、間違いなく考慮に入れられたと思います。
栃木出身の今井達也投手もそうですね。

とにもかくにも、「西武ファン」であると噂が立った佐々木君を西武がドラフト指名する可能性が少し高まったことは間違いないでしょう。
球団としても、良い気しかしない話でしょうしね。
「ファン自称」や「地元」の選手は、ただでさえ、ファンからそれだけ愛される可能性も高いでしょうからね。
もちろん、競合ともなればクジ引きになるでしょうが、縁があるといいです。

まだ1年生の佐々木君ですが、今後のさらなる成長が楽しみですね。