https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190514-24561703-careercn
4月に就職氷河期世代に対して支援策を講じることが発表されました。まだ具体的にはハッキリとは決まっていないものの、政府が発表したレポートをみる限り、とにかく今の時代に合わせて新しいスキルを身につけよ、とばかり言っていることに危惧をしている記事です。
すでに三十代後半から五十代近くになっている人に、今さら人生を再設計しろというのは酷だという話ですが、全くその通りですね。
わたしもこの世代の人間のなのですが、何も無償でお金を与えろとか、そういうことを求めているんじゃありません。確かに、ただとにかく今足りていない職種や地域に合わせて、スキルを磨け、そうすれば少しはマシになるだろう的な発想は、あまりに短絡的で、結局は無意味な施策になってしまうような気がします。
実際、能力開発云々を強く推し出されても、四十前後にもなって今更頑張ってやろうという人がどれだけいるというのか、ちょっと疑問です。
がんばってスキルを上げたところで、自分よりもずっと年下の人の下でヒラからやり直せという話になってしまうと、どうしても一歩を踏み出そうとする人が少なくなってしまうと思うんですよね。
本気で支援をしようというのなら、とにかくスキルを上げてこちらに合わせろというのではなく、まず支援が必要な人たちが何を求めているのか、しっかりとヒアリングを広く取るべきだと思います。上からの目線で自分たちの都合のいいように施策を講じるのではなくね。
とりあえず、具体的にどう動くのか、注目していきたいですね。
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