最近、ロシアから届くコメントに考えさせられる。

ロシア軍によるウクライナ侵攻以来、ブログに最近、ロシア語のコメントがちょくちょく来るようになりました。
まあ、ロシア語のコメントはこれまでも来ていたのですが、その全部がほとんど「SEO対策を請け負います」的な営業メールだったので完全に無視をしていたのですが、3月に入ってから届いているものの一部は、その内容が変わってきているんですよね。

まあ、ロシア語がまったくわからず、翻訳ソフトで訳したものですが、ちょっとここで紹介すると、

「偉大な作家であるトルストイは、『戦争は避けられないだけでなく、有用であり、したがって望ましいものであると認識している人々、これらの人々は恐ろしい、その道徳的倒錯によって恐ろしい』と断言したのです。あなたは、この人気作家の意見に必ずしも賛成ですか?」
「ロシアやベラルーシで、平和のために行進し、戦争に反対する、そのような人々は、今や真の人格と呼ばれるべきです」

といったところです。
婉曲な表現を使っていますが、たぶんロシア国内で戦争に反対している人たちが送っているものと見られます。
国内で声が挙げられず、ロシアの当局が目に届かないような別の言語のサイトでどうにか声を挙げているんでしょうね。
ロシア人みんなが戦争を従っているのではなく、ロシア人にも戦争を反対している人がいるんだということを示したいんだともいます。
出来る抵抗をしているのでしょうね。

何かそう考えると泣けてくる話です。
ある意味ロシア国民の、特にプーチン大統領を支持していなかったり、戦争に反対している人たちは、間違いなく被害者ですからね。
本当に、戦争というものは、辛い感覚しか呼び起こしませんね。