「君たちはどう生きるか」

「君たちはどう生きるか」
2023/日本

待ちに待った宮﨑駿最新作にして、おそらくさすがに最後になるであろう作品。
「風立ちぬ」から10年ですが。まさにその年に生まれた長女は、小学校4年生になっているわけで、改めて時の流れを感じます。

さて、そんなわけでわたし個人としてはようやく観れたのですが、まだ公開から10日ほどしか経ってません。
そして今回は宣伝活動を一切やらないほどねたを言わないでほしいという制作者の願いが強いので、さすがに感想をまんま書くというのは野暮なのでやめときます。

ただひとつだけ言えるのは、なぜ観た後でなぜ宣伝活動をやりたくなかったのかというのか、その理由がよく伝わってくるということ。
宮﨑駿監督から「もう自分の作品から卒業してほしい」と言われたような気がしました。

楽しめるとともに、色々なことを考えさせるファンタジーでしたね。
これまでの映画を彷彿とさせるシーンも多かったので、そういう意味でも集大成といって相応しい作品だと思います。もう宮﨑アニメの新作を観れないのかと思うと寂しい気もしますが、振り返ってはいけないと強い気持ちにさせられました。