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弦巻 星之介

「おもいでぽろぽろ」

「おもいでぽろぽろ」 1988年/日本 小学校五年生のタエ子と大人になったタエ子が交差することで、27歳の大人になったタエ子が自分自身のこと、自分が何を大事に生きていくべきなのかを知る話です。 90年代の話で今観るとところどころに古さは感じます。 当時は5年生のタエ子の時代のみにノスタルジーを感じるところを、今観ると、もはや大人になったタエ子の時代にもノスタルジーを感じてしまいますからね。 夜行列 […]

オープン戦終了 2022埼玉西武ライオンズでブレイクするのは?

今シーズンの西武ライオンズのオープン戦が終了しました。 最初こそ負けが込みましたが、だんだんと調子が上がってきましたね。 ただオープン戦なので、勝ち負けよりも選手の見極めと調整が目的ですからね。 そしていよいよリーグ戦が開幕しますが、オープン戦を鑑みて、今シーズンブレイクしそうな選手をピックアップしてみます。 まず野手ですが、これはまず鈴木将平選手の名を挙げませんね。 秋山選手がFAでメジャー移籍 […]

ついにウクライナの一般男性に召集令状が……これは正直、民主主義や多様性を否定する悪手である気がする。

ウクライナが総動員体制、避難先に招集令状…国外から戻った男性「子供も国の独立も守る」 志願兵だけでなく、ついに一般的なウクライナ人男性に対して軍隊への召集令状が届き始めているっていう話ですが、これは正直、ちょっとウクライナにとって悪手じゃないかと思います。 ロシア軍がどんどん迫っていく中で、背に腹は代えられない状況だということはわかります。 でも、これを強制的にやってしまって、愛国心を煽ってそれが […]

「マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か ♯Me Tooに加われない男たち」 著 杉田俊介

「マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か ♯Me Tooに加われない男たち」  著 杉田俊介 ジェンダー平等を説明するために、いわゆるマジョリティの男性に向けて書かれた本ですね。 通常、ジェンダーやフェミニズムと銘打った本は、どうしても女性が手にとって読むことが多いのですが、あえて男性に向けて新書で書いたという点で画期的な試みであると思います。 本の内容としては、ジェンダーやフェミニズムといっ […]

このタイミングでウクライナ人花嫁を求める中国人男性の浅ましさと、日本人男性の後ろ暗さ

“ウクライナ人の花嫁”を欲しがる中国人男性が武力侵攻後に急増した理由 中国の結婚相談所のサイトでウクライナ人の花嫁を欲しがる中国人男性が増えているという話ですが……あさましいという言葉しか出てきません。 一人っ子政策が長らく続いていた中国において、家を継ぐ男子ばかりが望まれ、結果男女比がアンバランスになり、結婚が出来ない男性が多いというのは少し前からよく聞く話でした。 なので、花嫁を中国国外に求め […]

小学校で毎年クラス替えすることのメリット

全国では主流!? 県内初「毎年のクラス替え」 長野市の裾花小が導入へ 保護者から賛否も… ねらい・期待される効果は そう、これ、わたしも自分の子供が進級するときに初めて知ったんですが、今は毎年クラス替えするのがスタンダードになりつつあるんですよね。 記事にもありますが、東京の小学校はもうほとんどそうだと思います。 わたしの子供の時は、2年に1回だったので、最初に毎年クラス替えをすると聞いたときは違 […]

ウクライナとアメリカに政治的な妥協を迫る橋下徹さんの主張の偏狭さ

橋下徹さん、アメリカのバイデン大統領に噛みつく「ロシアと戦えないなら、とりあえず政治的妥結を探れっちゅうの」 元大阪府知事で弁護士の橋下徹さんの主張が物議を醸しだしています。 ロシアのウクライナ侵攻に際しての話なのですが、ようするにNATOが参戦するつもりがないなら、ロシアと政治的な妥結をしろという話です。 ロシアの主張をある程度アメリカが受け入れ、ウクライナに妥協するようにアメリカが説得しろと言 […]

日本にもいたワレンシュタイン。地位関係性を利用する、無自覚な犯罪者たちをあぶり出せ。

榊英雄監督の女優への性加害は「有名な話」と関係者 告発された“悪の所業”は氷山の一角か 映画監督が、キャスティングを餌に女性に性的加害を加えていたという話ですけれど、これは論外ですよね。 Me Too運動のキッカケとなったのが、やはりミラマックスという新興の映画会社で絶対的な存在であったワレンシュタインというプロデューサーの女優への性加害ですが、やっぱりというか、日本にも同じような話があるというこ […]

「人間昆虫記」著 手塚治虫

「人間昆虫記」著 手塚治虫 日本が誇る巨匠の中編漫画ですね。 有名な作品群に比べれば一般的にはあまり知られていない作品ですが、異色の劇画として知る人ぞ知る作品です。 物語は、十村十枝子を中心に動きます。 特徴的なのは、十枝子の類稀な能力です。 それは才能のある人間をコピーして自分のものに出来るというものです。 ただ鍛錬をしてその技術を習得するというより、自身の魅力を使ってありとあらゆる手を使って相 […]

「プラテネス」著 幸村誠

「プラテネス」 著 幸村誠 デブリ(宇宙ゴミ)を回収する宇宙飛行士の話ですね。 近未来において宇宙に進出する人間の心理をうまく描いていますね。 秀逸なのは、デブリ回収という地味な職業に光を当てることで、世界の矛盾はおろか、宇宙という環境に身を置く人間の哲学的な変化を見事に表現しているという点です。 宇宙を舞台にした話なので、SF的な様相が強いような印象を受けますが、実際話の大半は哲学的な問答である […]