AUTHOR

弦巻 星之介

「MAJOR 2nd」に見るスポーツ漫画・アニメの変化

コロナのおかげで妻の実家に帰省もすることも出来ず、年末年始は家で子どもたちとずっと子どもたちと過ごさざるを得ませんでした。 そんな中で、ハマってしまったのがNHK教育で一挙放送をやっていた「MAJOR 2nd」。 元々前のシーズンからチラホラと観たことがあったのですが、一挙に観ることでこの作品の先進性がよくわかり、同時にスポーツを扱った漫画やアニメも昔と随分変わったんだなと思いました。 スポーツを […]

日本人の幸福度が低い理由

日本人が「幸せ」を外国人より感じない根本理由 日本人の幸福度ランキングが常に低いのはなぜかという記事でしたが、確かにそうだなとも思いました。 普通に考えれば、日本は世界の中でもかなり生活はしやすい国です。 インフラは整備されていますし、治安も悪くない。 誰もが中等教育までは受けることが出来ますし、医療福祉制度も北欧までとはいきませんが、それなりに充実はしています。 それなのに、国民の幸福度はすこぶ […]

自民党二階幹事長の権勢を見て考える議員の定年制導入

新型コロナウイルスの感染拡大によって影でGOTOを続けさせてきた自民党二階幹事長に批判が集まっています。さらに菅総理と二階幹事長を中心とした8人での会食が話題になり、しかも菅首相を呼び出したのが二階幹事長ということで、図らずも二階幹事長の権勢が浮き彫りになった格好になっています。 なぜ二階幹事長にここまでの権力があるのか。 それは田中角栄以来の金と数の論理で二階幹事長が自民党内で力を得てきたからに […]

「アーヤと魔女」

2020年/日本 久しぶりにジブリの作品がお目見えしましたね。監督は「コクリコ坂から」「山賊の娘 ローニャ」の宮﨑吾朗さん。企画は巨匠の宮﨑駿監督。 そして原作は、「ハウルの動く城」のダイアナ・ウィン・ジョーンズですね。まさに名前だけ聞くとジブリ感たっぷりです。 物語は、魔女の娘であるアーヤが孤児院で育つところから始まり、奇妙な家に引き取られることで展開を見せます。 まあ、ようするに虐待の話なんで […]

会社で働いて稼いでくる人間が一番偉いというわけではないという事実

「会社にしがみつく男性」を蝕む大きな勘違い 会社にしがみつく男、会社しかない男……何だか年をとればとるほど感覚的に良く分かってきますね。 大企業に正社員でいた人ほどこうした勘違いな人になっていき、リストラをされたり定年退職をしたりしたところで、自分自身が何をしていいのかまったくわからなくなってしまうんでしょうね。 問題は、間違いなく会社の正社員であることが一番大事で偉いんだという誤った社会意識です […]

学歴は必要?社会適応に学歴を活かすには。

「偏差値が30も低い年下課長に顎で使われています」学歴不要を主張する旧帝大院卒50代男性 いわゆる学歴というものが人を測る上で本当に必要なのかどうかを問うている記事です。 確かに有名な大学を出ていてもコミュニケーションが取れなかったり、何をするべきなのかわかっていなかったりと、社会ではなかなか活躍できない人もいれば、大学なんて出ていなくても、どんどんと自分の活躍の幅を広げて行ける人はいます。 よう […]

「新型コロナ感染者、ほとんどが外国人」発言の無責任さ

「新型コロナ感染者、ほとんどが外国人」は誤り。元東大特任准教授らがグラフ拡散 ネット上で「流行曲線:日本国籍とそれ以外」「日本人は累計でグラフの18%」などとするグラフ画像が出回っているそうです。 群馬県の山本一太知事も「外国人が8割」とツイートし物議を醸しだしています。 それにしても酷い話です。 そもそもこの記事にあるように、名前はカタカナでも外国籍か日本籍かわからない人なんてたくさんいるんです […]

富士そばブラック報道から考える業界格差問題

「私たちは使い捨ての駒」富士そば社員8人、未払い残業代求め労働審判申し立て 富士そばのブラック報道がここにきてすごく出てきていますね。 ただでさえブラックだったのに、コロナ禍でそれが最悪になり、ついには堰が決壊して、破れかぶれになった従業員たちが声を出し始めたのでしょう。 わたしも当然何度か富士そばを利用したことはありますが、駅前などの利用しやすい場所にあって価格がリーズナブルなので、便利なんです […]

政府は就職氷河期世代を生んだことを公式謝罪するべき

就職氷河期、リーマン、コロナ…「本当に運が悪い」ロスジェネ世代が直面している厳しい現実 コロナ禍において社会分断が取り沙汰されています。また第二次安倍政権が誕生して以来、右寄りな考え方の人と左寄りな考え方の人の間で相容れない溝が生まれ、大企業の正社員とそれ以外の人の間や都心と地方との間にも、主に経済格差を理由とした社会分断が起きています。 つい二、三十年前までは一億総中流と呼ばれ、目立った社会分断 […]