隷属なき道 ルドガー・ブレグマン著
隷属なき道 ルドガー・ブレグマン著 ベーシックインカムが成り立つことを、様々なデータから裏付けした非常に興味深い本です。 ベーシックインカムという名前自体は、日本でも維新の会などが実現に向けて検討していたので、聞いたことがある程度の人は結構いると思いますが、ようするに福祉を全部なくしてその代りに全国民にまとまったお金を与えるというシステムですね。 ただそのやり方だけを聞くと、働かずに怠ける人が増え […]
隷属なき道 ルドガー・ブレグマン著 ベーシックインカムが成り立つことを、様々なデータから裏付けした非常に興味深い本です。 ベーシックインカムという名前自体は、日本でも維新の会などが実現に向けて検討していたので、聞いたことがある程度の人は結構いると思いますが、ようするに福祉を全部なくしてその代りに全国民にまとまったお金を与えるというシステムですね。 ただそのやり方だけを聞くと、働かずに怠ける人が増え […]
民間には障害者雇用をするように法律で決めておきながら、自分たちは水増しをしていたというのは酷い話です。 国家試験をしなければ正規の公務員になれないことはわかりますが、だとしても法律が施行される前にどう対応するのかを決めておくべきでしたね、バレなければいいやじゃなくて。 個人的には障害者雇用を法律で進めていくことはいいことだと思っています。 ただ企業が本当の意味で障害者を受け入れるような体制を築いて […]
国連ビジネスと人権に関する指導原則は、2011年に国連人権理事会で承認された、全ての国と企業が尊重すべきグローバル基準です。法的拘束力はありませんが、様々なCSR基準に影響を及ぼし始めているなど、その影響力は極めて大きいものとなっています。 ビジネスと人権に関する指導原則は、以下の3つの構成からなっています。 1. 人権を保護する国家の義務 2. 人権を尊重する企業の責任 a. 方針によ […]
https://www.businessinsider.jp/post-184283 共働き世帯の家事をどう分担するのかという問題は難しいですね。 特に小さい子供がいる場合にはなおさらです。 単純にお互いに無理のないようにうまく分けるのが一番いいと思うのですが、そもそも社会のシステムがそれを許していないんですね。 保育園を入りやすくしたり、女性が働きやすい環境を作るべく努力をするのはもはや当たり前 […]
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190203-00262470-toyo-soci&p=1 ドラえもんの原作者である藤子・F・不二雄(藤本弘)先生のアシスタントをしていた方のインタビューですね。 「まいちんぐマチコ先生」を描いた方がずっと藤本先生のアシスタントをしていたとは知りませんでした。 この記事の中では、どういう現場でドラえもんが […]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00010001-bfj-soci&p=1 この記事を読んでなぜ宮﨑駿監督の作品がここまで日本中で愛され続けているのがわかる気がします。 何と言うのか、作品に対する真摯な態度というか、そもそもの問題意識というか探求度の高さが全然違うんですよね。 「もののけ姫」にハンセン病患者が出てくるのは、たぶんのべ […]
ILO(国際労働機関)の定める「国際労働基準」は、189の条約と201の勧告、及び5つの議定書から構成されています。このうち、4つの分野にわたる8条約の内容が、グローバル化の進んだ現代世界にあって最低限順守されるべき基準として「中核的労働基準」と言われるものですね。 「結社の自由及び団体交渉権」 「強制労働の禁止」 「児童労働の実効的な廃止」 「雇用及び職業における差別の排除」 […]
CSRを推進する動きに対して、日本国内で進められたイニシアチブとして、まず挙げられるのが経団連企業行動憲章です。 これはバブルの終焉期に続発した企業の不祥事と、世界で大きく取り上げられるようになった地球環境問題を受けて、1991年に日本経済団体連合会(当時、略して経団連)が作成したものです。公正かつ自由な市場経済の下で、民主導による豊かで活力ある社会を実現するためには、企業が高い倫理観と責任感 […]
国連が提唱したイニシアチブとして、CSRに最も関するものと言えば、国連グローバルコンパクトが挙げられます。(コンパクトには、協定の意味があります。) これは世界的にグローバリゼーションの負の側面が目立ち始め、過激なアンチグローバリゼーションの動きが出てきたことと、人類的課題を解決するには国家だけでは無理で、社会のあらゆる事象にほとんど関係する企業に、大きな役割を期待せざるを得なくなったという認 […]
アクティビスト(モノを言う投資家)という言葉が日本でも知られるようになってからもうだいぶ経ちます。 投資をよく知らない人からしてみれば、とにかく短期的に儲けさせるために会社に圧力をかける投資家というイメージがあり、あまりいい印象がないかもしれません。でも、実はモノを言う投資家には二種類います。 一つは、ほとんどの人々がイメージをしているような、とにかく儲けが出るように会社にモノをいう投資家たち。 […]