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文化コラム

POPカルチャーに没入することでしか、世界を理解することが出来なくなっていることの弊害

90年代米国が罹った「みんな子ども症候群」の正体「スーパーマン」「バッドマン」がヒットした背景 ああ、これは何かすごいわかる話です。 アメリカのジェネレーションXの話なんですけれど、ようするにベトナム戦争後に生まれた世代は、社会運動で何かを変えられるとは思っておらず、どんどんとPOPカルチャーに没入していってしまって、POPカルチャーを通じてしか、自分の感情が説明出来なくなってしまったという話です […]

「タバコを吸う演技に頼る役者はダメ」は、実は一般人にも当てはまる。

渡辺徹、「タバコ吸う芝居覚えるな」と言われていた理由 いわゆる役者論の一つですれど、これは一般的な感覚から言ってもよくわかる話ですね。 つまり演じながらタバコを吸っていると、タバコを吸うという行為に演技者が頼ってしまい、演技力が向上しないという話です。 これままず役者論からいってもその通りだと思います。 タバコを吸う行為って言うのは、昔は何となくキマッて見えるから、ついついアドリブとかでも多用しが […]

わたしが「カムカムエブリバディ」で最後少しだけモヤッとしてしまった理由

いやあ、よかったですね。 「カムカムエブリバディ」。 筋書きがこれからどうなるのか、これほどまでに気になった朝ドラはなかったです。 まず三人のヒロインという設定が斬新でしたね。 一人目のヒロインである安子がアメリカに渡ってどうなったのかを知らせないまま、最後まで引っ張るという荒業にまんまと気持ちを持っていかれてしまいましたよ。 このやり方は、今後も真似をするドラマが出てくるかもしれませんね。 そし […]

あだち充作品の主人公で、ドラフト1位ピッチャーを選ぶなら……

あだち充作品の最強ピッチャーは誰? 球速・球種・性格…スペックを比較してみた あだち充さんの野球漫画に出てくる主人公のピッチャーとしてのスペックを比較した話ですが、これは面白いですね。 結局誰が一番とは決められないのですが、個人的に自分がプロ野球のスカウトとしたなら、誰をドラフト1位指名するかという視点で考えてみたくなりました。 候補となるのは、 ・上杉達也「タッチ」 ・国見比呂「H2」 ・樹多村 […]

「カムカムエヴリバディ」安子編を見て、安子に対して批判している人に考えてほしいこと

いやあ、怒涛の展開の中で終わってしまいましたね。 「カムカムエブリバディ」安子編。 3人の女性のリレーによる朝ドラですが、一人目から色々と物議を醸しだしています。 端的に言うと、結果的に娘であるルイを棄てる形でアメリカ人と一緒になり、アメリカに行くことを選んだ安子に対して、批判的な視点で見ている人が多いのですが、何だかそれらのコメントをみているうちに、「ああ、やっぱり日本人の意識はまだまだ家制度に […]

NHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争1941第1回開戦」を観て考えたこと。

二夜連続で放送されたNHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争1941第1回開戦」を観ました。 その時代に生きた様々な人が遺した日記や手紙をAI解析によってエゴリサーチすることで、民衆の心情がどうやって戦争に向けて変わっていったのかという話を複眼的に迫る番組でしたが、非常に興味深かったです。 日米開戦の一年くらい前までは徐々に物資は減ってきているものの、割と普通の暮らしをしており、アメリカ文化な […]

「みんなが選んだルパン三世」を観て、改めて感じた宮﨑駿監督のすごみ

なかなか面白い企画でした。 金曜ロードショーでやった「みんなが選んだルパン三世」。 「ルパン三世:のアニメ化50周年を記念して、過去のテレビシリーズからファン投票で選ばれた4作を放映しました。 放映したのは、 第1位「さらば愛しきルパンよ」(第2シリーズ第155話1980年10月6日放映) 第2位「ルパンは燃えているか……?!」(第1シリーズ第1話1971年10月24日放映) 第3位「ルパン三世は […]

竈門炭治郎というキャラクターの発明が少年マンガを変える可能性

いやあ、「無限列車編」のテレビ初放映で大盛り上がりでしたね。 オリジナルストーリーや「遊郭編」の放送予定も発表されて、鬼滅ブームはあと数年は続きそうですね。 さて、今や世界中を賑わしている「鬼滅の刃」ですが、今回は主人公である竈門炭治郎というキャラクターの特異性について考察したいと思います。 この炭治郎というキャラクターは、ひと言で言えば、原作媒体である少年ジャンプにおける主人公像を強く反映した王 […]

なぜスーパーヒーローは売れなくなってしまったか

ヒーロー雑誌が苦境 男の子なら通る道、じゃなくなった 「てれびマガジン」や「てれびくん」が全然売れなくなっているという話ですね。 確かに昔は割と本屋の店頭にあったものですが、本屋そのものが町から消えていますし、最近見かけなくなったものの一つですね。 それだけじゃなく、ヒーローモノの玩具や関連商品の売り上げも年々減っています。 なぜスーパーヒーローは売れなくなったのか。理由としてあげると、まず少子化 […]

「鬼滅の刃」はなぜ東京MXが放送? アニメ文化を守った放送局

「鬼滅」や「Fate」はなぜ、東京MXを選んだのか弱小局がキー局に勝るアニメ強者になるまで 「鬼滅の刃」がなぜテレビ東京の十分の一の規模でしかないローカル局の東京MXで放映されたのか?という話しでしたが面白かったです。 確かにジャンプの漫画といえば、私が子供の頃は全国ネットを持つキー局が放送するのが当たり前だったのが、なぜローカル局でやったのかと疑問に思っていました。 記事を要約すると、まずそもそ […]