https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67498https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67498https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67498
前から言われていたことですが、本当にこれは何とかしてほしいですね。
ソフトバンクに限った話じゃないのですが、大企業で利益もたくさん上げているくせに、税金をほとんど払っていない有名企業はたくさんあります。
今回のソフトバンクの場合は、社内で株を回すことで租税を回避したそうですが、合法だとは言え、ちょっと酷いです。
まあ、そもそも日本の税制がザルだからこうなるのであって、イタチごっこになったとしても、国税局にはもっとしっかりとしてほしいのですが、大企業がどれだけ租税を回避しているのかっていうことをみんなもっとよく知るべきだと思うんですよね。
ビジネスは、それをする社会があってこそ成り立つわけで、当然のことながら、税金がなければ社会は成り立ちません。
当たり前のように租税を回避している企業は、この根本を無視していて、とにかく合法でさえあれば、自分たちが儲かることだけを考えていると言っても過言じゃないんです。
これについては、主要メディアももっと大体的にニュースにして、問題提起をしてほしいです。
チュートリアルの徳井さんの税金問題がやたらと最近騒がれておりますが、一芸能人の話でも、こっちの方がはるかに大事な話です。
国としては、企業を締め上げると、海外に逃げられるから出来ないというスタンスなのかもしれませんが、そもそも税金を払っていない会社に逃げられても、税金上は痛手はなく、むしろ企業の側にこそ、レピュテーションが下がるというリスクがあるわけですからね。
利益を上げている大企業が税金を払わず、消費税だけが上げられる。
しかもソフトバンクに関しては、役員報酬と配当金がものすごく高いです。
孫会長は、自社株の配当金だけで100億もらっているそうです。
みんなのために使われる歳入は減り、投資家だけが儲かる。これが格差社会を作っている一つの要因であることは間違いありません。
1989年に導入された消費税は累計で349兆円だそうです。
それに対して、この間の法人税に対する減額は、281兆円にのぼります。
つまりみんなで必死に払った消費税の8割を企業が食いつぶしていることになります。
弱い立場の個人や会社だけがバカを見て、大きな企業だけが優遇されて儲かる。
誰が見ても、これってすごく不公平な話です。