「日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 伴名練 編
「日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 伴名練 編 SF作家の伴名練さんが編集したアンソロジーですね。 姉妹編の「怪奇篇」が面白かったので、「恋愛篇」も読んでみました。 収録されているのは、以下の9篇です。 「死んだ恋人からの手紙」中井紀夫 「奇跡の石」藤田雅夫 「生まれてくる者、死にゆく者」和田毅 「劇画・セカイ系」大樹連司 「G線上のアリア」高野史緒 「アトラクタの奏でる音楽」扇 […]
「日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 伴名練 編 SF作家の伴名練さんが編集したアンソロジーですね。 姉妹編の「怪奇篇」が面白かったので、「恋愛篇」も読んでみました。 収録されているのは、以下の9篇です。 「死んだ恋人からの手紙」中井紀夫 「奇跡の石」藤田雅夫 「生まれてくる者、死にゆく者」和田毅 「劇画・セカイ系」大樹連司 「G線上のアリア」高野史緒 「アトラクタの奏でる音楽」扇 […]
「日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族」 伴名練 編 SF作家の伴名練さんが、優れた作品でありながらも、これまで種々の短編集で拾われていない作品を集めたアンソロジーです。 集められた短編は、 ・「DECO-CHIN」中島らも ・「怪奇フランクル男」山本弘 ・「大阪ヌル計画」田中哲弥 ・「ぎゅうぎゅう」岡崎弘明 ・「地球に磔にされた男」中田永一 ・「黄金珊瑚」光波燿子 ・「ちまみれ家族」津原泰 […]
安倍元首相の国葬を秋に実施へ 岸田首相が表明、費用は政府拠出 安倍元首相を国葬にすると言っているのですが、その理由が「民主主義を守るため」ってそれは違うでしょ。 そもそも犯人は、安倍氏が関係したと言われる宗教団体への逆恨みとして安倍氏を殺しているのであって、政敵でもなければ、政治思想に異議があったわけではないですからね。 そんなことよりも、ハッキリ言って犯人が恨みを持っていたと言われる宗教団体、旧 […]
参院選が終わりました。 安倍元首相が撃たれて亡くなった事件を受けてか、大方の予想通り自民党が圧勝しました。 一方で立憲民主党をはじめ左派政党が議席を減らすこともある程度予測が出来ましたが、個人的に最も驚かされたのは、泡沫候補と思われていた参政党が1議席を獲得したことです。 参政党はいわゆる戦前の右翼に似たような考え方を持つ団体なのですが、SNSなどを駆使した戦略でワクチン反対派や若者たちを取り込み […]
先週の安倍晋三元首相の銃撃死には驚きました。 まずはご冥福をお祈りしますいたします。 それにしても、安倍元首相の死の後のそれぞれの反応を見て改めて思い知らされるのは、この国の意識における社会分断がかなり深く進行しているという点です。 まず共通認識として相手が誰であれ暴力によって力づくて解決を図ろうとするのはいけません。 ただ当然誰もがそこは納得しつつも、安倍元首相の死に関してその先の反応がわかりや […]
「なめらかな世界と、その敵」 著 伴名 練 今後の日本SF界を引っ張っていくであろう、伴名練さんの短編集です。 6つ作品が収められていますが、どれも面白いです。大抵短編集って、微妙なものも混じっていることが多いんですけれど、ホントにハズレが一つもなかったですね。 SF作家として非常に安定、卓越した力の持ち主何だということがこの短編集を読むだけでわかります。 ラインナップとしては、表題にもなってい […]
明石市「9年連続人口増」実現した子育て民主主義泉市長「子どもを増やすには商人を儲けさせよ」 明石市のこの子育て支援はとてもいいと思います。ようするにお金をばら撒くのではなく、徹底した現物支給をしていくという話ですね。 オムツ代とか給食費を無料にしてくれるのは、子育て世代にとってはかなりありがたい話ですよ。 そして子育て支援に力を入れれば、余裕が出来た分、子育て世代がお金を使ってくれるようになるので […]
「ベイビー・ブローカー」 韓国/2022 「万引き家族」の是枝監督が韓国で撮った作品ですね。 是枝監督は一貫して家族の在り方について深掘りしていますが、この作品も例に漏れずにテーマはそこにあり、しかも「万引き家族」よりもさらに深化しているように思えました。 物語はいわゆる日本でいうところの赤ちゃんポストに捨てられた赤ちゃん、ウソンを巡る話なのですが、慈善団体の職員とつるんでいた赤ちゃんの仲介を行う […]
「Fランク大学卒を採用してハズレたことがない」そう断言するひろゆきが履歴書で必ず確認すること これ何かわかります。 面接の際に、出身大学よりも出身中学や出身高校の名前を見た方が地頭がいい人が確実に採用できるという話ですが、その通りだと思います。 確かに、出身大学だと、受験をせずにそのままエスカレーターで上がってきている人や、推薦で上がってきている人がいるのですが、中学や高校で難関の進学校に受験で入 […]
最低賃金を巡る「大矛盾」、正社員増加でも解決しない問題の本質とは これは確かにそうかもしれませんね。 欧米先進国との最低賃金の格差がここのところハッキリと現れるようになっているのですが、なぜ最低賃金が上がらないのかという話です。 まずこの記事にもあるように、政治家にしてもメディアの人間にしても大抵の場合は、最低賃金とは程遠いところで働いている人々なので、最低賃金で生きるということの感覚がまったくわ […]