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弦巻 星之介

BMW過剰ノルマ問題 企業間の上下関係を考えるキッカケに

BMW〝ディーラーいじめ〟の実態 「過剰なノルマ」「月末に恫喝まがいの電話」 ドイツの自動車メーカー「BMW」の日本法人で起きたディーラー(販売店)に対する過剰ノルマ問題ですけれど、これは本当に酷い話ですね。 13年ごろからノルマが急に厳しくなったそうですが、このノルマを達成させるためにディーラーに新車を買い取らせて新古車として安く客に販売させていたそうです。 ようするに客に安くした分はディーラー […]

全然知らなかったトラックドライバーの苦しい事情

世間が知らない「トラックが路上駐車をする理由」 いやあ、これは全然知らない話でしたね。 トラックドライバーの路上駐車問題なんですが、なぜそれが至る所で起きているかなんて正直考えたこともありませんでした。 そもそも長時間路駐をしている大型トラックの多くは、BtoB輸送を担うトラックだそうです。 BtoBとは、宅配便などの法人から客への輸送ではなく、法人から法人へと輸送を担っているということです。 つ […]

日本にも必要だと思う「セックス代理人療法」

障害者や性経験のない人たちを救う「セックス代理人療法」を知っていますか?i これは深く考えさせられる話でした。 「セックス代理人療法」、つまり、何らかの理由でパートナーと親密な関係が結べない人たちに、カップルとしての親密な関係の築き方や、性交渉の仕方を教えるという療法です。 これって、世界中で実はものすごくニーズがある話ですよね。 程度の差こそあれ、他人と上手く関係が結ぶことが出来ない人は正直、そ […]

「破壊された男」 著 アルフレッド・ベスタ―

「破壊された男」 著 アルフレッド・ベスタ― 「虎よ、虎よ!」で有名なアルフレッド・ベクターが初めて書いた作品です。 エスパーとノーマルな人間が共存しているという世界が舞台で、エスパーは人の心を覗き見ることが出来るという設定が話の肝になっています。物語そのものはいわゆるサスペンスの部類に入りますが、主人公が謎解きをしていくというオードックスな形ではなく、殺人を犯した大富豪のライクとそれを追う刑事の […]

「機動戦士ガンダムUC虹にのれなかった男」

「逆襲のシャア」と「ユニコーン」を繋ぐブライト・ノアを主人公にした漫画ですね。 ブライトさんが語り手だけに戦闘シーンはほとんどなく、あくまで、非公式に査問にかけられているブライトさんの回想という形で話が進みます。 興味深いのが読んでいく中で、改めて脇役であるはずのブライトさんの役割がガンダムシリーズにおいて重要だったということがわかってくるという点です。 ガンダムシリーズのメインテーマは、あくまで […]

ユニリーバが広告から「標準」という言葉をなくす方針

ユニリーバ 広告などから「標準」をなくす 多様性尊重の動き イギリスの日用品大手であるユニリーバ」が美容クリームなどのパッケージと広告から「標準」という言葉をなくす方針を発表しましたそうです。 確かに冷静になって考えてみると、肌や髪の色や性質は人それぞれ違うわけで、白人の標準がみんなの標準ではないということですね。 何となく当たり前のことだと思っていてやり過ごしてきた言葉も、こうして改めて多様性の […]

AIが選ぶ日本の好ましい未来

AIを使ってシミレーションをした結果、少子高齢化社会が進む日本がどう進むことが望ましいのかを分析した記事でした。 まず「都市集中型」と「地方分散型」で大きく分岐する可能性があるそうですが、AIが弾き出した答えは「地方分散型」の方がより望ましいそうです。 まあ、これはわざわざAIに頼らなくても肌感覚でわかる話ですよね。 東京だけが栄えてもどうにもならないことは明らかで、そもそも地方の支えがなければ、 […]

保育士の賃金が安い理由を知ってほしい

ついに判明した「不当に低い保育士給与」の実際過酷な労働環境のなか子どもを守れるのか 保育士の賃金がなぜ低いのかを説明している記事ですが、これはこの通りですね。 基本的に保育士一人に対して行政が公定価格の人件費として支払っている額と実際に賃金として支払われている額に大きな隔たりがあるんです。 金額にしてだいたい100万くらいから200万くらい。 それで何でそんなことになっているかというと、「委託費の […]

日本人が出稼ぎに行く未来を止めるために、今すぐわたしたちがするべきこと

平均賃金は韓国以下…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識” 日本の賃金の平均が韓国よりも下になり、もはや将来的に多くの日本人が中国や東南アジアに出稼ぎにいくことが確実だという記事でした。 悲観するのではなく、現実を受け入れてそうした中で生き延びる術を見つけよという話です。 個人的にはこの記事こそ、ちょっと悲観しすぎているのではないかと思います。 諦める前に、まずこの国の現状を鑑みて、今 […]

「環境」に偏る日本企業のサスティナビリティ

日本人に知ってほしいサステナビリティの本質小林いずみさんが指摘する日本の議論のズレ 日本企業のサスティナビリティの現状を書いた記事ですがまったくこの通りですね。 欧米から10年遅れてようやく動き始めましたが、外国がやっているから仕方なくやっている感がまだまだあります。 そして問題なのは、どの企業も大抵、サスティナビリティの話=環境の話オンリーだという点です。 SDGsでは持続可能な社会を作るために […]